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12. 暗号通貨の未来…..完全に ”信用”を失った 「信用経済」、それに代わる 新しい "同意"に基づいた「ブロックチェーン技術」「パテル・パトリオットのデボリューション・パワー・アワー 2021/12/29 (ゲスト:クリフ・ハイ)」

Eriさんのサブスタック.ニュースレターより、過去の投稿を共有させて頂きます。

12. 暗号通貨の未来…..完全に ”信用”を失った 「信用経済」、それに代わる 新しい "同意"に基づいた「ブロックチェーン技術」
「パテル・パトリオットのデボリューション・パワー・アワー 2021/12/29 (ゲスト:クリフ・ハイ)」

クリフ:同じようなことが、奇妙な木製の5セント硬貨が現れた1930年代に起きました。ここ北西部のワシントン州には、タニノのような小さな町からスポケーンのような大きな町まで、 経済を成り立たせられる健全な流通貨幣がありませんでした 。そこで人々は、自分たちの郡と町に限定の木製のニッケル (5セントコイン)を作ったのですが、その通貨の流通開始直後に犯罪件数が減るなど、あらゆる問題が解決したのです。それは「今は木であってもいずれ健全な通貨に戻す」という約束があったからです。今のところ、国民にはまだそのような約束がされていません…でも、このような経済危機や混乱がある中で、暗号通貨を使う人たちはとても落ち着いていることに氣づくと思います。

パテル:面白いですね….先週、ビットコインについてある方にインタビューしたんですが…..わたしは、暗号通貨にはいつも懐疑的です。ドルへの依存度が高すぎるし、最近ではインフレが激しいですし。2020年から今までに刷られたお金の量があまりに膨大で、それが暗号通貨の価値の大幅な上昇につながったのは明らかです。未来のことは分かりませんが…..おそらく、あなたは予測分析でどの暗号通貨が未来で使われるものになるかを知っていて…..それはビットコインなのでしょうが…..あなたが言ったように、その後は約束手形型のシステムではなく、より価値ある “真のシステム”に戻るだけでしょう…..かと言って、暗号通貨がなくなってしまうとも思えませんが…..。

クリフ:さてさて、その話ですが…..暗号通貨は将来的には国家の基本的なメカニズムになる、とわたしは考えています。なぜならわたしは、暗号通貨を確実に金や銀に結びつけられるようにしたいくつかの優秀なシステムをつくっている男を、確かに知っているからです。暗号通貨の良いところは、ごまかしがきかないことです。銀行があなたに1ドルを発行したのに、同じシリアル番号を使って別のドルを発行して他の人に渡し、それを何度も何度も繰り返し使用していないことを確認することができる…..ここが、このシステムの重要なポイントなのです。


わたしが銀行に100ドル預金したら、銀行は “わたしが100ドルを入れた”という事実に基づいて、たとえば…..1万ドルを貸し出します。なぜなら銀行は、その100ドルを “神話のお金”として何度も何度も顧客に貸し出し、自分の銀行の借方台帳に記入するからです。

まだご存じないかもしれませんが、今、あなたが健全な貨幣を手に入れたとしたら、それはブロックチェーンになっています。 ブロックチェーンは、誰もが同意する”分散型台帳”に他なりません。


要するにこれは、何人もの人たちが本を回し読みして「このページでは全員が全く同じ言葉を読みました」ということに同意しているようなもの…..と考えることができます。「そのページにはこう書いてあって、それ以外に文字はなかった」ということに全員が同意している状態…..それがブロックチェーンです。全員からの同意を受け取ったら “ブロック”が作成され、それが確実なものとして認められるのです。

つまり、あなたの当座預金とわたしの当座預金をみんなで審査するので、ブロックチェーンの中では、誰も自分の当座預金にあるものについて嘘をつくことができない…..ということです。

すべての暗号通貨の基礎となる “ブロックチェーン技術”は “同意”に基づくものなので、”信用”を得る必要はありません。今の権力者が “信用経済”のシステムを完全に破壊してしまったため、もはや “信用”は使えない…..だから、わたしたちは “信用”以外の別のものを利用する…..というわけです。


パテル:なるほど!…..こんなに納得のいく説明、今まで聞いたことありませんでした。

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