本部役員がどうして決まらないのか


こんにちは。ママ子です。

前回本部役員に推薦されたときの心持ちについて書きました。
https://note.com/mamako2020/n/n059881107558

うちの子どもの学校は1000人規模の大規模校。
PTA本部は10人程度。
コロナ禍を経てだいぶ役員仕事が軽くなったとはいえ、本部役員をやればそれなりに時間を奪われて、それなりに大変なこともあって
その中で1年間やってくれた方々には感謝の気持ちしかない訳で…

なのに、10人程度の本部役員の交代してくれる人がいないなんておかしい。

なんで交代してくれないの~、そんな思いしたためてみます

そうは言っても
実際やってみないと本部役員なんて勝手にエリート軍団なイメージで、そんな仕事、私にはできないと恐れおののく感じも良ーくわかります。

本部やるまではずっとそう思ってきました

みんなをまとめるところにいる人たちは遠い世界の人で尊敬の念しかなくて、私なんかにやれるはずはない

実はそれって自分でPTAのハードルを勝手に上げてるだけなんですよね

よーく考えてみてください。
本部だろうと普通の役員だろうと、役員やっていなかろうと、すべてただの保護者。
ただ同じ学校の保護者というだけで、本来偉いも偉くないもないし、優れているも優れていないもない。
得意なことがそれぞれ違って、自分にできないことが得意な人は飛びぬけてスゴイ人に感じるけど、そのすごい人の苦手なことが自分にはできるかもしれない。補って活動すればいいだけなんです。

実際、私が役員をやってきて、私は仕事の流れをまとめたり、文書を作ったりするのは得意だけど、絵をかいてチラシをつくったり、柔らかく子どもに物事を伝えたり、料理や掃除、人付き合いなどは苦手。
他の保護者の方とのコミニュケーションを取るのは、人付き合いが上手な方にお願いして、その裏で準備のサポートをすることを主に活動に参加していました。

保護者間のコミュニケーションのためのPTAなのにコミュニケーションが苦手って、結構致命的だし、PTAに関わったら少しはスキルも上がっていくかと思ったら、やっぱり根本は全然変わらなくて…

でも一人で全部やらなくていい、得意な人が得意なことをやる。それを積み上げてみると意外と活動として成り立っていく。

だから本部をやると決めて私が念じていたことは「いい人が集まること」すべては人だなと思っています。

誰か一人が大変な思いし続けるんじゃなくて、少しずつ大変さを共有しながら、集まった人たちなりのいい活動ができればそれでいい。
本部をしてみて感じたことです。

だから、私がやっていた時とその後とでは活動が全然変わったとしてもOK。
「私の時は大変だったのに…」という活動が、次の人たちで軽やかに消えていってもOK。

多くの人が順番に関わって大変だと思う活動を改善していくことで、いつしかみんなが「これくらいならやれそう」という大変じゃない活動に精査されていく。
時代が変わって、保護者の年代も変わるし、学校自体も変わっていっています。交代しないといつまでも古い慣習が変えにくいままで、時代に合ったPTA活動はできません。

あくまでボランティア。本当は本部役員さんには報酬をさしあげたいくらいなのですが、お金が絡むとまた話がややこしくなるので、報酬がなくても満足いく程度の活動にしていくべき、と私は考えています。


こんな気持ちで本部役員をやってた人がいるので、もしこれから本部役員やろうか迷っていたり、成り行きでそうなってしまって不安な方。
絶対に本部役員の交代は必要。変わらなければ、若い保護者の方の意見も反映されなくて、活動内容も変わっていきにくくなります。

変革のために本部をやってみて、ということではありません。
自分の得意なことで活動に参加して、できないことは周りの人を頼って、それでもできないこと、みんなの力を合わせても大変だと感じるような活動は本当に必要なのか考えながら、無理せず楽しんでくださいね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?