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『佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美』京都国立博物館/観てきました

小大君(こおおぎみ)を「こいぬくん」と読んで、笑いまくる夫氏と娘二人。

さて、本題の歌仙絵の前に、まず書の展示。
紀貫之、藤原行成、藤原公任、の名に『うた恋い。』読者の私は大興奮😳え~っ、残ってるんだ、そんな古いものがっ🎇
公任の書、最初の文字だけ太く大きく書かれていて、全体のバランスも考えてる辺り、グラフィックな感覚もあり興味深い。読めなくとも、楽しい。

音声ガイドを聞きながら、鑑賞するのはなかなか忙しい。すぐに家族に置いてけぼりにされる。

絵巻切断事件。皆が姫絵を欲しがり、坊主絵は不人気だった。が、分割を主導した増田孝が坊主[素性法師]を引き当て、みるみる間に不機嫌になる。一番人気の[斎宮女御]を引き当てた人が、気をつかって交換を申し出る。というエピソードを真島太一が語ってくれる。「俺も運がないほうですけど~」の言葉に独り(それな…)と心で突っ込む。

今回は[斎宮女御]は展示されてなかった。そんなエピ聞いたら見たくなるのに😅

蒔絵に入った模本の巻物を見てた夫氏が
「あれ、タテヨコ錦だよね⁉️」
と言ってきたが、よくわからない。よくわからないながら、その巻物の側とか、掛け軸の表具の布とか、贅沢品なんだろうなとは感じる。それを楽しむのも一興。

途中『ちはやふる』の複製原画の展示があり。写真OKだったので、のせておきます。

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