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低用量ピルのメリット、デメリット
今回は低用量ピルのメリットとデメリットについてまとめていきます。
次回は低用量ピルを飲むための注意点についてまとめます。
定量ピルのメリット
1.月経困難症の改善(生理痛、腰痛)
2.生理不順の改善(※28日周期になる)
※薬によっては最大120日間、生理を止めるタイプのものもあります。
3.PMSの改善
4.経血の量や日数が減る
5.*肌荒れ・ニキビ改善する可能性がある
*すべてのピルに効果が期待できるわけではありません。保険適用の薬にもニキビ抑制を期待できる薬はありますが、ニキビについては保険適応外です。しかし月経困難症でニキビについても悩んでいる方ならもちろん保険適応になります。
1について
生理痛緩和のために飲むので当たり前ですよね 汗
2について
薬でホルモンの調整をしているので生理周期が整います。
生理痛が酷くて、かつ生理不順の人は一石二鳥です。
薬によっては最大120日間連続で飲むタイプの薬もあります。
この薬を選択するとしばらく生理から解放されます。
ちなみに子どもがほしくなったら、ピルを中止すれば問題ありません。
ピルを飲むと将来、妊娠しにくくなるということは一切ないのでご安心ください。
詳しくは主治医とよく相談して不安を解消してから開始してください。
3について
PMSと一言でいっても症状は人それぞれです。効果も人によるかと思いますが、改善されるケースがあります。
4について
経血の量が減ったり、日数が短くなるのって単純に嬉しいですよね。
不快軽減になると思います。
5について
(超)低用量ピルにはいくつかタイプがあって、保険適応の薬の中にもニキビに対して効果が期待できるものがあります。
ただし、ニキビだけでは保険適応外です。
月経困難症でかつニキビについても悩まれている場合は主治医に相談してみてください。
低用量ピルのデメリット
1.お金がかかる
2.不正出血が起きることがある
3.血栓症のリスク
4.定期検査する必要がある
1について
受診するにも薬を貰うにもお金がかかるのでこれはしょうがないです。
私が受診したところは院内で薬をくれました。超低用量ピルのジェネリック1シート(1ヶ月分)含めて合計で3600円でした。
院外処方だったり、ジェネリックではなく先発医薬品を選択すると値段は変わってきます。あとは他にも色々な要因で値段が前後することがあるのであくまで参考程度にみてください。
病院にもよると思いますが、試してみて問題がなければそのうち3シートくらいまとめて処方してくれることがあります。(まとめて貰った方がお得です)
ただ、安心して低用量ピルを続けていくために定期的に検査することがありますので主治医の指示に従ってください。
2について
低用量ピルをはじめた頃(1シート目)や飲み忘れで不正出血が起こりやすいと言われています。
2シート目以降飲み忘れなければ不正出血は起こりにくくなります。
3について
ピルの中で1番注意すべき重大な副作用です。
血栓症は最悪の場合は死に至る可能性があるので注意が必要ですが、初期の症状を知って対処すれば死に至る可能性はとても少ないです。
そもそも低用量ピルで血栓症になる確率より妊娠による血栓症のリスクの方がはるかに高いです。
時々、血栓症になるかもしれないからピルは飲まない方が良いよと言う人に会いますが
血栓症のリスクがあるから子供を産まない方が良いよと言う人に会ったことがありません。
不思議です。
生理痛の辛さを甘くみられているようで残念な気持ちになります。
いつも言っていてしつこいですが、無駄に我慢することはよくありません。
して良い我慢は
将来自分のためになる我慢のみです。
とはいうものの、やはり重大な副作用は極力避けなければなりません。
なので次回は、はじめにも書きましたが、低用量ピルの注意点(副作用が起きやすい時期や血栓症の初期症状、低用量ピルを避けるべき人など)についてまとめます。
重大ではないですが、しんどい副作用としては吐き気やむくみなどがありますが、慣れていくうちになくなることが多いです。
ただ薬が合っていない可能性もあるので、辛いようなら主治医にご相談ください。
ちなみに私は今のところ吐き気もむくみも副作用は特に起きていません。(初めて飲んだ日、少し気持ち悪くなりましたが、その日たまたまひどく疲れていて体調が良くなかったので副作用ではないと思っています)
4について
これは安全にピルを続けていくために必要です。
頻度は人によって(薬の種類、リスクの高さ等)違うので主治医の指示に従ってください。
これに関しては、薬がなくなったら受診すると思うので、そんなに気にしなくて良いと思います。
今回はこれで以上です。
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