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ママ休のお弁当、こんなこだわり持ってます!

こんにちは、ママの休食(通称ママ休)の事業責任者を務めます、しきです!宅食といえば、食事の「味」「質」。そして、ママ休といえばママに特化した「栄養価」。これらへのこだわりは、文章ではなかなか伝わらないものですが、まずはみなさんに想いを届けるべく、筆を走らせます。。。

栄養へのこだわり

まずは、なんといっても「栄養」。これは、私たち独自のこだわりポイントです。どこあたりが独自かというと、ママの休食では、ライフステージ(時期や対象)に合わせて栄養価の設計を変えているのです。


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それはなぜか、、、?
状況に応じて、最適な栄養摂取の定義が変わるからです。

たとえば、女性は出産前後でたんぱく質の必要量が異なり、50gで足りていると考えられる時期と、75gは摂らないと足りていると言えない時期があります(厳密にはもっと細かな違いがあります)。つまり、状況に応じて栄養素の必要量は変化するのです。

たんぱく質だけでなく、その他の栄養素も同様に、必要量がぐんと増えるタイミングがあります(妊娠期や授乳期は特に栄養素の必要量が増えます参考文献)。それを加味して栄養バランスを考えるのはとても大変なことなので、ママの休食で実現しよう!と思い立ち、ライフステージ別に栄養価を変えることにしたのです。

女性の低栄養問題は無視できない

状況に応じて栄養の必要量が変化すること、そしてその変化に応じてママ休の栄養価が設計されていることはご理解いただけたかと思いますが、そもそもなぜ必要量を満たす(栄養をしっかり摂る)必要があるのだと思いますか?

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▲若年女性の低栄養問題の一つ、低出生体重児の増加(出典:社会実情データ図録

日本は、他の先進国と比較して低出生体重児の出生頻度が増加していて、その要因の一つとして妊娠前の女性の痩せ、妊娠中の低栄養(栄養を十分に摂っていない状態)、妊娠中の体重増加不足があると言われています。
若年女性(妊娠前)のやせ、妊娠期・授乳期の低栄養は、次世代にも悪影響を及ぼすことが分かっているため、厚生労働省や日本栄養士会はその対策を急がれていますが、未だ大きな改善は見られていません(出典:日本学術会議HP)。

また、女性に多い症状の一つに貧血(鉄欠乏性貧血)があります。貧血対策として鉄は必要不可欠な栄養素ですが、月経があるときの鉄の必要量(推奨量)は1.6倍に増え、月経の有無に合わせて積極的な鉄の摂取が必要です。

このように、妊娠期・授乳期のみならず、妊娠する可能性がある女性含め、栄養摂取については大きな課題があるのです。

食へのこだわり

さて、続いては食そのもののこだわりについてです!
料理は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で味わうもの。なので、単に味覚的においしいかどうかだけでなく、見た目やテクスチャ―(口当たりや舌ざわり、歯ごたえなどのいわゆる食感のこと)も重要です。

食へのこだわりについては、私ではなく、ママ休の商品開発リーダーの声をみなさんにお届けしたいので、今回はその一部について簡単に触れたいと思います。

「おいしい食事」づくりに欠かせない要素の一つが、彩や盛り付け。私たちの味覚は視覚に大きく左右されているという研究結果も存在するくらい、おいしさをつくり出す上で見た目は重要なのです!

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上の写真は、ママ休の実際のお弁当です。冷凍弁当でここまでの彩を再現するのは一苦労。それでも、赤、黄、緑、白と色鮮やかな方が食欲もそそるので、妥協はしません!

また、食を扱う者として、何よりも心掛けなければならないのが「食の安心・安全」です。テーマはとても幅広いのですが、たとえば、食品添加物

“せっかくオリジナル商品をつくるなら、コンビニやスーパーでは再現できないものにしたい”。そんな考えを実現する上で、ネックになるのが食品添加物です。
添加物にも良し悪しがあり、必ずしも無添加がベスト、というわけではありません。無添加にすれば別のリスク(腐敗しやすいなど)がつきまとうため、調味料一つとっても選別・判断が非常に難しいところです。

とはいえ、やはり原材料はできるだけシンプルにし、不要な添加物は使わない方が、食材そのものの味を味わうことができます。科学的な味ではなく、自然で冷凍なのに新鮮さすら感じるような味を再現したく、食材調達の困難さや原価と日々にらめっこしながら、使用する食材、調味料を選定しています。

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▲棒棒鶏の原材料(不要な添加物を使用していないことが見てとれると思います)

「おいしい」と言っていただくために

こだわりが自分よがりになってはだめ!ということで、オリジナル商品第一弾の製造が完了したのち、何人かの女性にお弁当を食べてもらい、率直な感想を集いました。

すると、お子様が苦手だった野菜を食べてくれたことや、本当においしかったと念押しで伝えてくださる方もおり、以前にも増して満足度が高かったのです。

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▲実際に頂いたコメントの一例

もちろん、改善すべき点もありますが、実際に「おいしい」という声をいただいたことで、私たちなりに自信をもってこだわっていたことが確信のこだわりに変わりました。
宅食や冷凍食品に対してあまりプラスのイメージを持たない方にも驚いて、喜んでいただけるように、実際の声をもとに味も栄養価もより良くしていきたいと思っています。

おいしく食べていたら健康になれちゃう世界

私たちは、ママを取り巻く健康上の課題を解決するために、ライフステージに応じて栄養価が変わるお弁当をつくり、そしてそれを「おいしい」「また食べたい」と言っていただくために、味や質にもこだわっています。

妊産婦さんに限らず、食事管理に悩む人はたくさにいます。ダイエットのためにサラダばかりの食事になって栄養バランスが偏ったり、栄養補給をサプリやプロテインに頼って食の楽しさを失ったり。
食事管理は、理想と現実のギャップが激しく、それにもかかわらず、理想論だけを伝えられても何も変わっていかないのは当然のことかもしれません。

だからこそ、私たちは知識やスキルに頼らない、“食べているだけで健康になれる” そんな夢のような商品の開発に尽力していきたいと思っています。

現在の計画では、毎月5メニューずつ商品をアップデートし、最終的には50~60種類までメニュー数を増やしていきたいと考えています。
味に妥協したくないという想いがあり、新商品のお届けまでお待たせしてしまうこともあるかもしれませんが(そんなときは配送スキップなどの方法をご案内いたしますのでご了承くださいませ)、今後も心を込めて商品開発を進めていきますので、よろしくお願いします。

ママの休食 ☞https://mamakyu.com/lp?u=note

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