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はじめまして、ママの休食です!

はじめまして!ママの休食の事業責任者を務めます「しき」です!

2020年9月に、子育てママに「休養」と「栄養」を届ける宅食ブランド“ママの休食(ままのきゅうしょく)”を正式リリースしました。クラウドファンディングを実施していた時期も含めると半年以上の月日が経っているのですが、改めて、ママ休に込めた想いを皆さんに伝える場を設けたいと思い、この度noteを開設しました!

ママの休食の誕生

若年女性・妊産婦の栄養改善(厚生労働省・日本栄養士会に対する提言)

若年成人期にある若い女性(妊娠前)のやせ、妊産婦・授乳期の低栄養は、次世代にも悪影響を及ぼします。従来からこの点は指摘されていますが、改善が見られません。
出典:日本学術会議HP

最近このような提言が公表されたのをご存知ですか?

妊娠を機に、健康について考えるようになる女性はとても多いと思います。実際、私は管理栄養士でもあるので、日頃友人から健康について相談されることが多いのですが、30歳に差し掛かったくらいから、妊娠した友人からの相談が多くなり、それまでダイエットや美容ばかり気にしていた周りの友人が妊娠を機に「健康」について真剣に考えはじめるようになる姿をたくさん見てきました。

妊娠するというのは、お腹の中で一つの命を育むということ。そうなれば当然、一般女性よりも1日のエネルギー量やたんぱく質、ビタミン類、ミネラル類の必要量が倍近く、あるいはそれ以上に増えます。食べてはいけない食材もあり、さらに計画的な増量や血糖値や血圧の管理と、急に高度な栄養管理を求められるのです。

妊娠前の女性に向けた正しい栄養・食生活に関する啓発が足りていないのはそもそも問題ですが、別の切り口から、民間企業で事業をやる管理栄養士として、女性のために(あるいは自分のために)できることがあるのではないかと思うようになりました。

実際のママの声を聴こう

社会課題として、妊娠期の女性の低栄養問題は確かにありますが、実際に妊婦さんは食事や栄養管理について悩んでいるのか?というのが疑問でした。

そこで、twitterを活用して、妊娠中の女性や妊娠・出産経験者にコンタクトを取り、アンケートに協力してもらうことにしました。

フォロワーが数百人ほどしかいない、なんとも怪しい私のtwitterアカウントを使って調査を実施したのですが、快く引き受けてくださる方が多く、本当に感謝しかありません。

この時のママたちの本音が、今のママ休を支えていると言っても過言ではないくらい、私たちにとって大きな発見がありました。

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休むことも大事だよって伝えたい

調査を経て見えてきたこと、それは、、、

妊娠中は赤ちゃんのために栄養のあるものを食べたいけど、体調が安定しないので家事がつらい

という、とてもリアルな悩みでした。
「それなら、スーパーで買って食べればいいじゃん」
そう思う人もいるかもしれません。

でも、そんな簡単な話じゃないんです!
「これからママになるというのに、家事を休むなんて親の責任放棄と思われたら」と悩む人もいます。
「産休で家にいるからこれくらいはしたい。お腹の赤ちゃん、夫のためにも」、そう思ってしまうものなのです。

でも、本当にそれでいいの?
誰かが背中を押してあげたら、ママも気兼ねなく休めるのではないか?

そんな思いから、私たちは、家事を頑張るママの負担を減らして、便利でおいしくてヘルシーなお弁当をお届けする宅食ブランド“ママの休食”を立ち上げました。

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ママの休食に込めた想い

“休食”という言葉には2つの意味が込められています。休む(適度な休養をとる)こと、そして給食のような栄養バランスのとれた食事をとること、この2つの意味を込めて“ママの休食”というブランド名にしました。

休みたくてもいろいろな葛藤があって、そう簡単に休養を選択できない女性はたくさんいます。その背中をそっと押してあげられるような、「休んでいいんだよ」って寄り添ってあげられるようなサービスでありたいと考えています。

もっといえば、ママが後ろめたさなく家事を休める世界の実現は、女性中心で構成される我がチームが思う「女性の社会進出を支援するひとつの形」。
ある意味、ママ休はスタートアップで奮闘する私たち自身のためのサービスでもあるのです。
仕事と家庭の両立。目指すは、家事のスマート化!

代表プロフィール
川端史紀(かわばたしき)
管理栄養士、睡眠健康指導士上級者。「鉄人中澤佑二の食トレ」監修。
クリニックでの栄養指導や専門学校講師を経験したのち、2015年にIT企業に入社。食事指導サービスの立ち上げやヘルスケア系コンテンツ企画、研究事業に従事したのち、18年よりセブンリッチグループに参画。スタートアップ起業家×専門家として、ママ向け宅食ブランドやダイエット支援事業を手掛ける。



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