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2021年に注目をあびた有名人の中で、私が最も感銘を受けた方

私が最も感銘を受けた方は、白輪剛史です。

iZoo園長で日本爬虫類両生類協会理事長でいらっしゃいます。2021年はヘビやダチョウやワニガメなどの動物が飼い主の自宅や動物園から逃げ出すという事件が発生しました。その中でも、社会的に最も注目されて、毎日のようにテレビで報道されていたのは、横浜市で飼い主の方の自宅から逃走したアミメニシキヘビです。人の体に巻きついて窒息させる怖れがあるということで、想像しただけで身震いがします。捜索には、警察や消防の方々、市の職員、ボランティアの方々がたずさわりましたが、なかなか発見できませんでした。そこで登場されたのが、白輪剛史氏です。言わずと知れた日本爬虫類両生類協会理事長です。アミメニシキヘビは、東南アジアの熱帯地域などに生息し、通常28度以上で飼育されるので、白輪氏は、当初から、建物の中が一番有力であると話していたそうです。そして、飼い主の自宅の屋根裏に入って捜索することを提案しました。その方法は、捜索スタッフが屋根に上って、ベランダの上部にヘビが屋根裏へ侵入できる隙間があるのを発見したことから、白輪氏が室内に入って、風呂場にある点検口から上半身を入れた瞬間に、ヘビの姿を発見したそうです。そして、開始から約15分で捕獲に成功しました。こうして17日間にわたる逃走劇は幕を閉じることに。捕獲した後にテレビで報道された白輪氏の姿が今でもはっきりと目に浮かびます。アミメニシキヘビの捕獲の約5ヶ月後の10月には、つくば市洞峰公園内の洞峰池で巨大ワニガメを捕獲したことは記憶に新しいです。巨大ワニガメの甲羅の長さは約 55cm、全長は1mを超えるという。白輪氏と捜索スタッフの方々が冷たい池に胸くらいまで水に浸かって巨大ワニガメを捕獲するためのわなをしかけて、遂に成功したシーンを見た時は本当に胸が熱くなりました。

白輪氏については個人的には数年前から、出演されるテレビ番組を見ていたので、この数年間に注目されるようになった方だと思っていましたが、実は白輪氏が高校生の時から、“爬虫類好きな高校生”として、テレビ番組で注目されていたそうです。ますます白輪氏から目が離せない、と感じるようになりました。でも、正直に言うと、ヘビはもちろんのこと、カエルやカメなどいずれも絶対に触れないという、臆病者の私です。これからも、白輪氏のご活躍に注目していきたいと思います。

ペットは可愛いと思って飼うのですから、色々な事情で飼うのが難しくなったという理由で、森や池などにすてたりするのは、考え直していただきたいと思いました。


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