通学路とvaundy(2022.2.28)

朝起きてTwitterを開くと「#がんばれ就活生」のタグがトレンド入りをしていた。明日は3月1日。どうやら就活解禁らしい。はにゃ？

私は23卒生として何度も日本の就活システムに唾を吐き続けている。なんでこちらが「働かせてください！！ここで働きたいんです！！！！」側なんだ。
Twitterの検索欄に「就活」と打つと候補に出てくるのは「就活　しにたい」「就活　やめたい」「就活　つらい」である。やっぱり日本オワコンじゃね？建前だらけの就活に本当に嫌気が差してくる。アイドルになろうと思い、AKB48の17期生オーディションに応募したが書類選考で落ちてしまったので、仕方なくリクルートスーツに袖を通している。

今日は企業に1社履歴書を出して、そのあとはカントリーマアムを頬張りながらダラダラとしていた。夕方になって、これではいかんと散歩に出かけることにした。

私は散歩に行く時は大抵小学校や中学校の通学路を歩く。今日は小学校の通学路を歩いた。小学生のときに住んでいたアパートまで歩いて、そこから小学校を目指す。見上げていた掲示板は今では肩の高さにあるし、歩道はとても狭く感じる。田んぼは一部が埋められて家になっていた。昔好きだった男の子の家の前を通る。成人式で遠くにいるのを見かけたけど、声はかけなかった。

学校だけが世界だったあの頃、この通学路もまた世界の一部だった。

最近vaundyの踊り子にハマっているので、今日もいつも通り踊り子を流しながら歩いていた。私は一度ハマるとそればっかり聴いてしまうので、気づいたら30分の散歩で踊り子をずっとリピートしていたなんてことがザラにある。

踊り子はMVもサイコ〜なのでぜひ見て欲しい。

今日知ったのだけど、vaundyは2000年の6月生まれだそうだ。私と同じ学年だ。もしvaundyが大学生で現役で入っていたら私と同じ23卒生なのだ。

ガチ？？？私が21年間のらりくらりとウダウダ生きている間に、同学年生が自分の作った歌のMVに小松菜奈を起用しているのだ。すごすぎる。

最近、この人すごいな〜って人を検索すると自分より年下でたまげることがよくある。高橋ひかるちゃんも年下だった。確かYOASOBIの幾田りらちゃんも年下だった気がする。

自分と年齢の近い人がこうやって活躍しているのを見ると、なんだか焦燥感にかられるような気持ちになる。子役ブーム真っ只中の頃、テレビに年の近い子役が出ているのを見るのがすごく嫌だった。このときもきっと焦燥感にかられていたのだろう。

「何者」かになりたいけど、うまくイメージを描けなくて、周りと同じように生きるためには足並みを揃えて建前ばかりを口にしなくちゃいけなくて。

才能をお金に変えられる人ってすごい。もちろん努力ありきなのだけど。

私は才能もないし、努力もできないので、早く12億円を当てて就活をドロップアウトしたいと思います。