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20歳最後の夜に思うこと

さっきの記事の続きです。就活以外で今思っている事、なりたい姿について書き残しておこうと思います。


先日、「チア・アップ!」という映画を見た。映画の内容は、余生をゆっくりと過ごすためにシニアタウンに引っ越してきた女性が、かつて諦めたチアリ―ダーになる夢をもう一度叶えるべく、チアリーディングクラブを結成し、全米大会の出場を決めるというものだ。「何かを始めるのに遅いなんてことはない」というメッセージ性を持った映画だ。

おばあちゃん8人組がチアをする姿は非常に感動的で勇気づけられた。年齢を理由に挑戦を諦めることはしたくないと思った。だからおばあちゃんになるまで挑戦をしなくてもいいのかと言われればそれは違う。やりたいことが今あるなら、若いうちにやっておきたい。私はそう思う。

思えば、やってみたいと思ったけれど、挑戦しなかったことが私にはいくつもある。ピアノ、演劇、バンド、好きな人に告白をする、オンライン英会話、水着を着る、etc…

人生は楽しんだもん勝ちではなく、経験したもん勝ちだと思っている。頑張ります。

またまた先日、さくらももこのエッセイを読んだ。彼女の妊娠、出産体験にまつわるエッセイだ。私はこれを読んで、出産をすることについて初めて考えた。これまで漠然と将来子供を授かることになるだろうと思っていた。今は、子供を授かることが怖いと思っている。まず出産自体が怖いし、産んでしまえばその先20年は自分ではなく子供優先の人生になる。私はわがままなところがあるし、人のお世話があまり得意ではない。そんな自分が子供優先の人生を送る自信がなさすぎるのだ。人生の限られた時間もお金もできるだけ自分や、家族、友人のために使いたいと思ってしまう。気軽に旅行も買い物もしたいし。このことを母にぽろっと喋ったことがあった。母は「そういう人生も良いと思うよ。私は子供を持つ人生を選んだからそう思うのかもしれないけど。」と言った。やっぱり人生1回じゃ足りないよなぁ。

結婚も自信ない。どんなに大好きな人でも、他人と一つ屋根の下暮らしていける気がしない。同じマンションの隣同士に住むのが理想かもしれないな…。

はたまた「時間」について。社会人って1ヶ月まとまった休みとれないのか、と最近改めて思った。夏季休暇 3日。とか、ふざけてるの?って思うけど、10日も夏季休暇をとれるような企業ほとんどない。とれます、って書いてあっても現実は違うだろう。人生は時間が限られているのに、どうしてここまで自由に使える時間がないのだろうと思った。生きるために働くのに、働くために生きてない? 社会人の友人と遊ぶ時には、いつも仕事を中心にスケジュールを組む。私は曜日固定のバイトが嫌で、なんでバイトを優先して他の予定を組まなあかんねんと思う。

ほとんどの人が土日休みだから、土日はどこ行っても混んでる。並んでる。かといって自分が平日休みになれば、友人や恋人と予定が合わなくなったりする。なんか、もっといい方法ないのかな…。

遅刻は許されないのに、残業はあるし。

みんなが仕事優先で生きなければならないこの国のシステムや習慣に疑問を抱いてしまう。もっと自分本位の時間をみんなが確保できたらいいのにと思う。

最後に、理想の自分について。

理想の自分を考えた時に、私はゼミの指導教授みたいな女性になりたいと思った。とってもパワフルで、ユーモアに溢れていて、自分より半分にも満たない年齢の学生と同等に仲良くできて、今でもずっと勉強を続けている。教養の深さと、文化への知識量が半端ない。会うとほぼ毎回最近観た映画について話している。控えめに言ってもサイコ~だと思う。

いくつになっても勉強し続けられる姿勢って大事だ。できることなら、社会人になったあとに、大学院に入りたいななんて密かに思っている。

あと留学に行きたい。大学1年までは英語の勉強を続けていたのに、オンライン授業で、人ではなくパソコンに向かって英語を話すのが苦痛で、2年近くサボってしまった。

とにかく、パワフル、ユーモア、教養を兼ね備えた人になりたい。


21歳は学生最後の年だ。1日も無駄にしないで、たくさんインプットして、アウトプットできるようにしたい!

21歳の誕生日はハッピーになれそうでよかった。22歳もハッピーでいられますように。

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