2022年マリブのブリブリ競馬塾成績&回顧

おはようございます。
無事、2023年を迎え、ようやく一息つきました。
ここらで昨年の競馬塾の振り返りをしていこうと思います。
ここで反省をして、今年はより当てていきたいですね。
まず、数字的なところで的中率と回収率を発表します。

的中率・・・9%

回収率・・・137%

でした。

芝のG1レースのみ行われる競馬塾ですので、全22回。
買い方は毎回ワイド1点のみ。
22回中、2回的中してるので、的中率は以上の通りです。(2÷22×100)
1点買いという買い方上、的中が下がるのは仕方ないことなのでこれは織り込み済みです。

良かったのは回収率ですね!
2022年は大阪杯と有馬記念の2回で100%の壁を超えることができました。
私のブリブリ競馬塾では、毎度おすすめするワイドを大体10倍以上つくようなものにしています。
なので、2レース当たればそれだけで年間プラスになるんですよね。
これが1点買いの強みなので、3年目にしてようやく実証できて良かったです。

ではここからは1レースごとに、凡走馬・軸走馬・激走馬を振り返っていきましょう。
一年間とはいえ、最初の頃は今より拙い予想もあると思います。
当たった外れたの結果に関係なく、その考え方を批判的に見ていきます。
自分に厳しく、です。

1,高松宮記念

○凡走馬・メイケイエール(5.2倍2人気) 4着
✕軸走馬・ダイアトニック(18.4倍6人気) 14着
✕激走馬・クリノガウディー(64.8倍12人気) 16着

・悪い点
まず、今見るとオッズ的に少し狙い過ぎな感じがしますね。
見返してみると理屈も通ってません。ただ強そうな馬をあげるだけの、程度の低い予想でした。
これだけ生配信で行っていますし、話す時間も準備する時間もなかったのでしょうね。確かに昨年のこの頃は今より時間に追われていました。とにかく低クオリティな予想です。
そして、そもそも展開予想を一切していません。誰がペースを握って、どういうコースバイアスがあって、どこからメイン集団がスパートするのかという非常に重要な展開に触れていないのです。これはもう論外ですね。当たるわけがないです。本当にやる気があるのか、自分に腹が立ちます。

・良い点
追い切り評価をもとに、凡走馬にあげた2番人気メイケイエールのほか、1番人気レシステンシア(6着)を切れているのは良いですね。この頃はすでに数多く追い切りを見てきていたはずで、目は養われているように感じます。

ちなみに応援馬はクリノガウディー(64.8倍12人気)で16着でした。

2,大阪杯

○凡走馬・ジャックドール(3.7倍2人気) 5着
○軸走馬・レイパパレ(9.2倍3人気) 2着
○激走馬・ポタジェ(58.7倍8人気) 1着

・良い点
高松宮記念時とは打って変わっていますね。天候や前日のレースから勝ち時計の速さを推測して、事実緩みがなく速い時計になっています。
また、軸走馬に推したレイパパレの陣営コメントなども確認して、ここで今まで敢えて封印していた逃げの姿勢に行くという可能性を考えていますね。前走とは真反対で、かなり展開予想に労力を費やしていると伺えます。高松宮記念の不甲斐なさを悔いたのでしょう。
前に行く馬に騎手たちの意識が集中するレースだとして、その上で1番人気エフフォーリアの持つ最高速の質が意味をなさない展開になることも判断しています。単勝1.5倍のど本命馬にこれは強気ですね。もう動画を撮っている時点で相当自信があったのでしょう。
また、レイパパレが前に行く展開で、最も不利を受ける馬としてジャックドールを凡走馬扱いにできていることもいいです。理由はここまでハイペースを経験していないというものでした。同じ逃げ馬でも逃げのタイプが違ったんですね。事実、息の入らないハイペースになり、ジャックドールは直線苦しくなりました。レイパパレとジャックドール(&エフフォーリア)の命運を分けたものは心肺機能(スタミナ)だったといえます。レイパパレの持ち味が、重馬場巧者などという副産物ではなく、心肺機能に優れた馬であるということを見抜けていているのは非常に良かったです。
さらに、激走馬ポタジェには、心肺機能と持続力においてメンバー内で二番目に優れているという判断を下しています(一番はアカイイト)。それまでの持ち時計などに囚われず、予想できる展開に沿った馬を選出するこのやり方はまさに自分の理想系です。常にこうありたいですね。
今見返しても、非常に完成度の高い予想動画です。自信を持って人にオススメできますね。

・悪い点
当たっている予想なので、特に言うべきではないと思いますが。
辛口にいくつもりなので、あえて挙げるとしたら、
まず、エフフォーリアの取捨についてですね。
展開予想の観点からは早々に切り捨てていますが、肝心の、追い切り評価については一切触れていません。確認しているだろうに、言い忘れでしょうか。特に、エフフォーリアに関しては、2021年の秋天から比べて見劣る追い切り内容だったので、それも動画内で言えていればよかったですね。
次に、アカイイトの取捨についてもありますね。
心肺機能と持続力でメンバー内最高と評価しておきながら、出遅れグセがあるという不確定要素の観点で、二番手のポタジェを激走馬に推しています。
アカイイトはレースが終わってみると、果たして本当に能力的にポタジェよりも上だったのかなぁと疑問符がつく負けっぷりでした。
結果的に取捨はできているのですが、こういう能力的なところももう少し詳しく考えられていればもっとよかったと思います。

ちなみに応援馬はマカヒキ(145.9倍13人気)で14着でした。
このレースが現役最後のG1レースとなってしまいました。
動画を見返していて気づいたのですが、23分ある動画のうち、7分弱はこのマカヒキについて語っています。
また、かなり穴どころで的中できたレースなので相当儲かったと思う人もいるかもしれませんが、実際には購入した馬券のほとんどがマカヒキの応援馬券だったので、大して儲かってないんですよね。
ただ、マカヒキの最後のG1レースを語りからも金銭面からも、強く推すことができて良かったとは思います。

3,桜花賞

○凡走馬・サークルオブライフ(5.1倍2人気) 4着

・悪い点
まずトラックバイアスの把握にズレが起きています。
土曜の時点で内前有利だった馬場が、日曜には差しも届く馬場になっていたのです。土日でガラッとバイアスが変わったというよりも、土曜のレースをい見て「差しは届かない」と判断したのが早計だったかなと。結果、前に行きそうな馬だけに重い印をつけていますからね。ただ、内前有利は日曜になっても変わることはなく。1着のスターズオンアースも内を通して上がってきていました。

・良い点
大外に入った出足の遅い馬・サークルオブライフは道中内を通すことが難しいと判断して凡走馬にできたのはいいですね。この前年の阪神JFで軸走馬に推した馬を、今回は向いていないと色眼鏡なしで見れている点はいいです。
また、ナミュールは出遅れるのでリカバリーしやすい大外は良い、最高速の質はサークルオブライフ以上と発言しています。しかし結果は出遅れこそしたものの、終いの脚はナミュールよりもサークルオブライフの方が早かったです。このことも今後のサークルオブライフの評価をあげた一つの要因となりました。


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