やせうまの作り方
簡単に言うと、うどん麺にきな粉かけたやつ
①太麺うどんを茹でる
②ザルにあげ水で洗い水切りしておく。
③きな粉、砂糖、塩(ひとつまみ)をボウルに入れて混ぜ②を入れて混ぜる。
かんたん、かんたん。
やせうまは、おばあちゃんから教わったレシピだ色んなレシピを振り返る度、なくなったその人との共通点を思い出す。
きな粉が大好きなおばあちゃんは、いつもひとつまみの塩を入れていた。
そんな些細なことを子供はよく覚えている
出会いよりも別れに重きをおいてしまう節がある
切ない、寂しい、侘しい、心が苦しくなるような瞬間を子供の頃からよく覚えている。
少女だった頃の記憶はそんなのばっかりだからだ
だからなのかそんな感情が割と好きだったりする
好きな歌もそんな歌詞が多い
おばあちゃんが手紙に書いてくれてた
「人生長いようで一瞬だからね」
というのは、「人生長過ぎる」というわたしの口癖に対しての返事だろうか。
闇だとか後ろ暗い部分でも、大事にしていたいと思うのは、そうやって生きてきた大人が周りに居るからだと思う。
誰かの過去をいつも見ている、もっと大人になったら自分の過去を誰かに見つめられるのだ。
「お前みたいな人の言うことを聞いたら
お前みたいな人になるのか?」
って、ある人の過去の言葉を聞いて笑っちゃったけど、的を得ていて面白いなと思った。
わたしはそんな言葉使えないので、振り切り加減に若干の羨ましさがある。
そんな人生も歩んでみたかったなと。