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Part 4- 教員を辞めて海外転職した理由は?

プロフィールにもあるように、僕は日本で5年ほど英語教員として勤務していました。
今振り返ると、思い切った決断をしたなと思うと同時にこの選択は間違っていなかったなと思っています。
教員を辞めて海外転職した理由を書いていこうと思います。

”なんとなく”で始まった教員生活

こんなことを書き方をすると一生懸命仕事をしている教員の方々に怒られそうですが、僕は”なんとなく”で教員として働き始めました。

受験失敗の末に、教育学部へ。
教員を目指す周囲との熱意の差に違和感を感じる日々でした。
でも見つからなかったんです。「自分って何がしたいんだろう?」と考えても考えても答えは出ず、いつしか卒業→教員という流れでした。

初任校はブラック学校

初任校は中高一貫の私立学校。それはもう想像を絶する激務でした。

・中高の授業 (教科書は5冊)
→5つそれぞれの授業とテストを作らないといけない。
→授業数も比例して多くなる。
→進学クラス向けも補習も放課後に組み込まれる。
・部活指導
→県内有数の強豪校で平日は自主練含め夜10まで練習。土日は1日練習は当たり前。長期休暇は遠征・大会参加。
・入試問題の作成
→予算の問題で入試は教員が作成するとのことで、いきなり入試担当に。他の英語科の同僚はしたくないので僕に押し付けた感じでした。

毎日12時(日を跨いだこともしばしば)に学校を出て、朝練があるので朝5時半には起床して、6時半には出勤。お正月休みは元旦だけで、大晦日も部活でした。よく身体と心がもったと思います。

1年で退職→公立中学校

さすがにこの生活をしていたら、身体を壊すと思い1年で退職。
その後は4年間公立中学校で勤務していました。
残業も以前より減り、土日が部活でつぶれるといったこともなくなったこともあり正直不満はありませんでした。

ですがあるときふと「自分ってこのまま定年まで教員がしたいのか?」と思ったんです。
答えはNo。そこから転職を決意しました。
もともと英語を使って仕事がしたいと思っていたので、海外転職に絞って転職活動を進めました。その中でマレーシアなら求人も多く、英語を活かせる仕事ができると思いマレーシア転職を果たしました。

退職時に言われた一言

退職願を校長に提出し、教育委員会の方にも報告したときに言われたことは
「ささき先生、今何歳ですか?海外転職もいいかと思いますが、早く結婚して安定した生活を送らないとですね。」
です。
そのとき気づきました。
自分は安定ではなく変化を求める人間なんだと。
まぁ悪く言うと飽きっぽいということでしょうが...笑
でも教員をしていたときにマンネリ化した生活に疑問を持っていたのは事実です。

さいごに

上記が僕が転職した理由です。

さいごに僕が伝えたいことは「思い立ったら即行動」です。
あのとき転職活動をしていなかったら、僕はマンネリ化した生活を続けていたと思います。

マレーシア転職を通して、自分がしたいことがさらに明確になりました。
もし同じような悩みを持っている教員の方がいれば、まずは転職サイトに登録するところから始めてみましょう。
転職するかしないかは内定をもらってから考えればいいことです。

読んでいただきありがとうございます。

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