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ideakeys試作_ビルドガイド

はじめに

ideakeys試作のビルドガイドを書きました。
拙い部分もあると思いますが、一所懸命にガイドしますのでよろしくお願いします。


キット内容

基板 : 1枚
アクリルスイッチプレート 1.5mm : 1枚
アクリルボトムプレート 4mm : 1枚
アクリルチルトバー 4mm : 1枚
M2ネジ 4mm : 13本
M2ネジ 8mm : 3本
M2スペーサー 16mm : 8本
角形LED : 3個
抵抗 470Ω : 3個

キット以外に必要な物

pro micro : 1個
ダイオード(1N4148) : 18個
13ピンソケット or 12ピンソケット : 2個
CherryMX互換スイッチ : 18個
CherryMX用キーキャップ : 1u 16個 1.5u 1個 2u 1個
スタビライザー(スクリューインタイプ) 2u : 1個
タクトスイッチ : 1個
ゴム足 : 4個

Pro micro

必要な道具

はんだこて
はんだ
プラスドライバー(M2ネジが回せるもの)
ニッパー
ピンセット
マスキングテープ

<組み立て>

ダイオード はんだ付け

ダイオードの線と基板上の黒線の閉じている方を合わせる
画像のように並べて両サイド2箇所をはんだ付けします
D1からD18まで同じ作業を繰り返します
※片側のランド(PAD)に予備はんだをしておき、予備はんだを溶かしてダイオードの片側を先に固定してから反対側をはんだ付けすることでうまく取り付けることができます

抵抗 470Ω はんだ付け

スルーホールの幅に合わせて足を折り曲げる
R1 R2 R3と書かれた面から取り付けます 抵抗の向きはどちらでも構いません
裏面の足を折り曲げて固定します
6箇所はんだ付けをしたら飛び出ている足をニッパーなどでカットします

角形LED はんだ付け

足の長い方がアノード + 足の短い方がカソード -
D19 D20 D21と書かれていない面から差し込んでください
四角い方にカソード - 丸い方にアノード +の足を挿し込みます
マスキングテープでLEDが水平になるよう角度を直しながら固定します
裏面の足を曲げて固定します
6箇所はんだ付けをしたら飛び出ている足をニッパーなどでカットします

ピンソケット はんだ付け

GND BAT RAW D3 … などと書かれた面から挿しこみます
※12ピンソケットを使用する場合は端のBAT GND以外の穴に挿し込んでください
マスキングテープで固定します
裏返して26箇所 or 24箇所はんだ付けします
※長時間温めすぎるとソケット内部にはんだが侵入することがあります
これを防ぐためピンヘッダを内部に挿し込んだ状態ではんだ付けするか、
長時間温めすぎないようにするなど対策をした方が安心です。

リセットスイッチ はんだ付け

Resetと書かれている面から挿しこみます
2箇所をはんだ付けします

スタビライザー 2u 取り付け

LEDが取り付けられている面からはめ込みます
大きい穴と小さい穴がありますが、大きい穴に爪を引っ掛けるようにはめ込んでから、
小さい穴にねじ止め部分が来るようにはめ込みます
スタビライザーの取り付けの際にリセットスイッチの足が干渉するようなことがあれば
リセットスイッチの足をニッパーなどでカットして干渉しないようにしてください
裏面からねじ止めしたら取り付け完了です

アクリルの保護紙を剥がす

アクリルには両面に茶色の保護紙が貼ってあります
全ての保護紙を剥がしてください

CherryMX互換スイッチ はんだ付け

はんだ付けする前にアクリルスイッチプレートにCherryMX互換スイッチをはめ込みます
※説明時に見やすいよう保護紙を貼ったままですが、必ず保護紙を剥がしてから
取り付けてください
赤丸で示した部分が金属ピンの位置です
水色で囲った中のものと外のものでスイッチの向きが異なるのでよく確認しながらはめ込んでください
基板を上から重ねます
赤丸の2箇所をはんだ付けします
SW1からSW18まで同じ作業を繰り返します
※一度に両方のピンをはんだ付けしてしまうとスイッチが斜めったまま取り付けられてしまう場合があります
片方ずつはんだ付けをし、一度まっすぐ取り付けられているか確認してから作業を進めると安心です

Pro micro はんだ付け

画像のように部品がのっていない面を上にして24箇所はんだ付けします
Pro microをピンヘッダに取り付ける際は、ピンソケットに挿してからはんだ付けすることで
真っ直ぐ取り付けることができるので安心です。
全てのはんだ付けが終わった状態
赤枠で囲った部分をあけ、左詰めでPro microを挿しこみます
このときUSB端子が矢印の方向を向くよう取り付けてください

アクリルケース組み立て

赤丸で囲った部分がネジの位置です
M2ネジ 4mmとスペーサーでスイッチプレートを挟むようにして固定します
アクリルボトムプレートとアクリルチルトバーを重ねます
赤丸の箇所はM2 8mmのネジで、水色の箇所はM2 4mmのネジで固定します
赤丸の部分にゴム足を貼り付けてください
ゴム足は横のものと水平になるよう貼り付けてください
キーキャップをはめたら組み立て完了です

長い組み立て作業お疲れ様でした。

<ファームウェアの書き込み>

今回はRemapでの書き込みを解説します。
ここからはパソコンとideakeysをUSBケーブルで接続して作業してください。

Remapのサイトへ行くとこのような画面が表示されます
赤枠で囲ったFIND A KEYBOARDをクリックしましょう
このような画面に変わるので赤枠で囲った部分にideakeysと入力します
次に水色の枠で囲ったSEARCHをクリックしましょう
右のideakeysをクリックしましょう
このような画面に変わるので、赤枠で囲ったFIRMWAREをクリックします
赤枠で囲ったFLASHをクリックをします
このような画面になるのでキーボード裏面のタクトスイッチ(Reset)を素早く2回押します
するとポップアップウィンドウでこのような画面が出てくるので
Pro Micro 5Vをクリックし、右下の接続をクリックします
※上記画面はMacでの表示です。windowsや他のOSでは表示が多少異なる場合があります
このような画面になれば書き込み完了です

ファームウェアの書き込みも完了です。
お疲れ様でした。
ここからは自身のオリジナルのキーマップを設定して使い倒しましょう。

<Remapでのキーマップ書き換え>

Remapのサイトへ行き、赤枠で囲ったCUSTOMIZE YOUR KEYBOARDをクリックします
このような画面が表示されるので赤枠で囲った+KEYBOARDをクリックします
ポップアップウィンドウが開き、ideakeysと表示されるのでクリックしてから右下の接続をクリックします
ここがキーマップの変更画面です
下のグレーの部分から設定したいキーを選び、上の白い画面の変更したいキーの位置までドラッグします
右上のflashをクリックするとキーボードに書き込みが行われ変更したキーが入力できるようになります

Remapの詳しい使い方はサリチル酸氏が(初心者編)Remapを使ってキーマップを書き換えようという記事を書かれているのでこちらを参考にしてください。

完成したらSNSなどで報告してください。
カスタマイズして使い倒してもらえると嬉しいです。
長かったですがお疲れ様でした。

この記事はminuskanamo_60を使用して書きました。


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