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Autodesk Fusionで簡単キーキャップ設計2

以前Autodesk Fusionで簡単キーキャップ設計という記事を書きました。
今回は第2弾としてキーキャップでよく見る角のとりかたを紹介しようと思います。

解説開始

スケッチを作成を押し、xy平面を選択します。
18mm角の正方形を描きます。
下の寸法をダブルクリックして値が入力できる状態にしてから左の寸法を一回クリックします。
すると今回はd2という文字列が入力されました。この状態でエンターを押しましょう。
下の寸法の前にfx:とつきました。これは他の値を参照している状態になります。
試しに左の寸法を変更してみてください。
下の値も一緒に変更されることが確認できると思います。
よつかどに0.5のフィレットを追加します。
オフセット平面を選択し、xy平面をクリックします。
今回は高さを5に設定しました。
スケッチを作成を押し、先ほど作成した平面をクリックします。
画面のようにスケッチを描いてください。
先ほどのスケッチと同じように下の寸法は左の寸法を参照するようにしておきましょう。
ロフトを選択してから上面と下面の2面を選択します。
シェル機能で中をくり抜きます。
スケッチを作成を選択し、xy平面をクリックします。
画面のようにスケッチします。
押し出しを選択し、先ほどのスケッチを押し出します。
軸とキーキャップの接合部に補強用のフィレットを入れれば完成です。
上面のフィレットが下面のフィレットのサイズより大きいと画面のような
よく見るキーキャップの角のとりかたを再現できます。

この方法は1例であり、他にもっと良い方法もあると思います。参考程度にしていただければと思います。
少しでもキーキャップ制作の助けになれば幸いです。

次回はユーザーパラメータを使用した数値制御について紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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