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雪割桜

まだ雪が残る2月に咲き始める桜です。
この時期になると、お花見に訪れる人も多い桑田山(高知県須崎市)。
「春のほとり」という絵を描いたのは2018年の春先でした。

素敵な作家作品を取扱っている川村雑貨店の店主さんから
「個展をしてみませんか?」と声をかけていただき、
もう25年以上も絵を描いてなかったのですが、
腰を据えて描くきっかけをいただいて。

それから半年くらいかな
旦那の作るカリンバと二人展を開き
「春のほとり」も飾らせていただきました。
移住してきた私達を知っていただく いい機会でした。

きれいな山の水で豆腐を作る豆腐屋さんが
この絵を「桑田山の絵」と言ったのが印象的で
地元の人が連想するその山の絵としました。

ある日SNSであがってきた「わたしのマチオモイ帖」。
日本全国のクリエイターがそれぞれの大切な町への想いを綴った作品が
47都道府県から1作品ずつ選ばれ、
ゆうちょ銀行のカレンダーになるといったものでした。

「この絵がカレンダーになったらいいかも。」と軽い気持ちで
しかも締切ぎりぎりに応募した「春のほとり」。

なんと、翌年のカレンダーに採用されたのでした。
しかも表紙まで飾らせていただいて・・・!

まさに雪割桜。
この突破パワーはなんだろう

デザインの仕事を辞めて来た移住先で
次の仕事を方向づけたように思います。

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