惜別と振り返りと

 神宮球場でのヤクルト横浜最終戦のセレモニーを見ながら書いています。
セパともに優勝が決まり、昨日あたりから引退・戦力外の情報が入ってきてなんとも言えない寂しい気持ちになっています。
今日の試合は内川聖一選手、坂口智隆選手、嶋基宏選手の引退試合でした。
3人とも素晴らしい選手です。
内川選手。あなたがヤスアキから打った同点ホームランは忘れられません。
あなたがいてくれたからホークスは何度も優勝できたんです。
坂口選手。ヤクルトで活躍できて本当によかった。1500安打はヤクルトで達成したんですものね。
嶋選手。キャプテン嶋と呼ばせてください。ヤクルトではケガのせいで残念ながら大活躍はできませんでしたが、メンターとしての功績は大きいでしょう。
長い間、お疲れさまでした。

他の選手たちも涙ぐんでいたり村上くんのようにポロポロ涙を流していましたね。
彼らはどんな気持ちでお3人を見ていたのでしょうね。
「いつか自分にもこの瞬間がやってくる」なのかな、なんて思ったりしました。
あっそうだ村上宗隆選手!56号ホームランおめでとうございます!
最終戦で打つなんてやるじゃない!

さて今年のペナントの振り返り。
振り返りといってもそんなに覚えていないんですがね…
今年もケガとコロナに苦しんだ一年でした。


開幕から絶好調だった栗原選手が大ケガで抹消。
「栗の分まで」と張りきっていた上林選手も5月に大ケガ。
もうこの時点で「今年はAクラスにいられれば御の字か…」とほぼ絶望していましたよ。
それが終わってみれば同率首位。よくやりましたよ。
直接対決でオリックスに負け越しさえなければ…と思います。
でも「勝ったほうが強い」んです。

私は野球を見るだけのファンなので采配や配球のことはわかりません。
(ムスッコと一緒に見ていれば解説してもらえるんですけどねぇ。)
ですから、ここからは素人の私見としてお読みくだされば幸いです。

どうして優勝をつかめなかったのか。
① 「圧倒的な何か」が今年はなかった
ヤクルトには三冠王・村上宗隆選手がいます。彼が打たなくても他の誰かが打つ。今日の試合もあっという間に逆転しました。
オリックスには山本由伸選手がいます。オリックスとの試合で彼が先発だと「…うん」でした。そのぐらい圧倒的。
今年のホークスはどうだったでしょうか。
もちろん2位ですから悪くないのは当然です。でも、良くもない。
古語で言うなら「よろし」になるのかしら。
「福岡ソフトバンク暴力」や「オソソソソソソソ」ぐらいじゃないと。
少しぐらい打たれたって堅い守りと圧倒的な打力で勝っていくのが理想。

② プレッシャーに弱かった(ような気がする)
これは①と関連していると思います。
どうしても接戦になることが多かった中で、耐えきれずに失点してしまうことが何度もありました。(個々の試合や選手には触れません)
同点に追いついたけれど逆転される。
初回に点を取って「お、今日はいけるか?」と思っていたら追いつかれてあれよあれよという間に逆転されてそのまま…。

この2つをなんとかしないと来年もギリAクラスかな…と思います。

来年うれし泣きするために。
なんかすごい選手連れてきてください(語彙力)
逆転されても逆転する気持ちの強さと打力と投手力をつけてください。





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