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ベースに転向して気付いたこと2

前回の「ベースに転向して気付いたこと」に書き足りないんじゃない?とコメント&見抜かれていた?ので、ならば思いっきり書いてみよう!ということで、その2です。

前回分は↓こちらを


◎バンドで合わせる楽しさ

一人の練習でも楽しめるが、みんなと合わせたときに出る音に楽しさを感じる。たまたま上手くいったテイクの録音は個人BGMに。外したテイクは次回の反省材料に。

◎好みの音質に調整した音がバンド内で良い音とは限らない

理想のベース音が各パートの音と混ざったときに、良い音とは限らない。パッシブの方が飽和しやすく、アクティブの方が浮きやすい傾向。プレシジョンベースがバンドに混ざったときの魔法。

◎ドンシャリ好向からフラット好向へ

低域のドン+中域カット+高音のシャリ=ドンシャリ。EQで中域をカットしすぎると、何を弾いているか分からなくなる。中域の大切さに気付く。

◎パートメンバーと帯域の住み分け

500Hzを中心とした中帯域にボーカル、ギター、ベースが寄ると、音同士がケンカする。EQにて調整、楽器本体の変更、譲り合いしながら住み分けすることで、なんとか解決したい。

帯域 住み分けのイメージ。出典:ChanomaのSound Laboratory


◎ネックの順反り、逆反りで音質変化

・順反り状態:バズ音が減り、音圧のある音に。反りすぎると、弦高が高くなり弾きづらくなる。楽器店のおすすめセッティングはやや順反り。
・逆反り状態: 1フレット側の音が詰まり、音圧が減る。音質はクリア。
・真っすぐな状態:弦高が下がり、弾きやすくなる。強く弾くとバズ音が出ることもあるが、アンプから出る音に影響はそんなにしない。

◎指板材→ボディ材→重量の順に音質に影響が出る(主観)

■指板材として

ローズウッド指板:

私の推し材。ミドルの美味しい帯域を出してくれる。

メイプル指板:

カリカリしたクリアな音質に。過去にメイプル指板の楽器で、バンド内で音が埋もれる経験をしてからローズウッド推しへ。

■ボディー材として

アルダー材:

クセのないバランスの良い音。バンドサウンドに馴染みやすい。

アッシュ材:

重量のあるアッシュ材は低い音域が出やすく、弾いてから音が出るまでの反応が速い。軽いスワンプアッシュ材はアルダー傾向。

■楽器の重量

軽い:

中域が出やすい。体への負担が少ない。

重い:

低域と高域が出やすい。4.5kgを超え始めると体への負荷が気になる。


◎ペグの重量によって音質変化する

軽いペグ:

木そのものの音がするようになる。ヘッド落ちしづらくなる。

重いペグ:

低域と高域が増す金属的な響き。サスティンが伸びる。しかしヘッド落ちしやすくなる。

◎ピックアップの高さで音質変化する

弦までの距離が近い:音量が上がり、迫力のある音に。ミドルが目立ちやすい。
弦までの距離が遠い:音量が減り、クリアな音。離れすぎると、ノイズ比が増す。

好みのセッティング:特にフロントピックアップは、1弦側を近づけ、4弦側を遠くなるよう傾ける。細い弦のボリュームは大きくなり、太い弦のボリュームは小さくなる。バランスの取れた出音になる。

◎ベース弦 ELIXIR について

消耗品のなかでもコスト比が高いのが弦。ELIXIR(エリクサー)はコーティング加工されており、錆びづらく長寿命。スライドやグリッサンド奏法をする際に、ストレスが掛からない。為替の影響で価格アップがお財布に効く。

◎シールドケーブルで音質変化する

各メーカー、各シリーズで音質変化する。あれもこれも気になるので、沼る前に気に入ったケーブルで満足するようになった。

KAMINARIエレクトリックベースケーブル:

現在使用中。不要な低域が減り、スッキリした音になる。

Providence B202:

中低域を強調した音になる。歪んだギター、帯域の住み分けに使用。

Monster Cable:

ボリュームが上がるゲーブル。全帯域が底上げになる印象。

BELDEN8412:

バランスの良い音。ケーブルの巻き癖が強く、普段使いは断念。

CANARE:

安価かつ安心の高品質&標準。初めてのケーブルはこちらがおすすめ。後に他のケーブル比較で音質変化を楽しめる。

◎PolyTune Clip のチューナー

4弦の音に反応しづらいチューナーで困っていたときに、こちらを試してみる。精度と反応速度が素晴らしい。
ベースの場合、モードを減らした廉価版UniTune Clipがおすすめ。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/204704/

◎夏季の車内保管

車内が高温になるので、ネックに悪影響。しかし家に取りに戻るのが面倒だという葛藤。

◎完全5度について

ベース演奏する際に便利な完全5度。根音(ルート音)から5番目の音。下降した5度は特に便利で、ドラム不在時には簡易バスドラムの役割にしている。

ドから上昇したソ:5度
ドから下降したソ:4度?5度?←なんて呼べば良いの?

◎中学高校の音楽の授業を聞いていれば

DSなど反復記号、付点や休符絡みの音符の長さが読めない。馴染みのない曲のセッションで困る。


最後までありがとうございます!

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