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2021年8月23日 〜原画展へ2回目〜
本日は親知らず抜歯跡の縫合糸を抜いたのち、安倍吉俊先生の原画展へ再び行ってきた。20日からやや模様替えの2nd stageに切り替わっている。
今日も暑かった。先日の代官山服屋巡り(&コミュニティ顔合わせ&厚意による私の相談延長戦的なもの)の時も暑くてユニクロのTシャツが染まった。しかし、暑さに伴う体感的な苦しさ自体は昔よりも減った気がする。
会場のspace caimanには14時半ごろに到着したが、整理券番号が来るのは18時ごろになると言われた。ドトールで時間を潰すにも厳しいので、近場のネットカフェで漫画を読むことに決めた。3時間で読み込んだのは『外道の歌』という、復讐代行の漫画。
人間の闇がこれでもかと描かれる、正直読んでて気持ちが重くなりがちなんだけれども読んでしまうタイプの作品。足先からヤスリで全身を削り落としていくという何ともエグい復讐が描かれたかと思えば、時たまちょっとほっこりするようなエピソードが挟まれたりもする、不思議なバランス感のある漫画。心臓には悪いけども、面白い。
『レイリ』という時代物の漫画も完結まで読む。レイリのような(近ごろ持て囃されるような薄ら寒い意味ではなく)本当の意味での、濁りなき"強い女"キャラは昔から大好きだ。殺伐とした悲しみの多い物語ながら、最後はなんとも爽やかな終わりを迎えてくれた。文句なく良作。
誰かの魂を抱いて進む人間の一念は磨きぬかれたダイヤのように輝き、そして強い。
「見慣れた地面の出っパリだけど ま‥‥‥綺麗ではあるよね」
‥‥‥なんだか妙に好きなセリフと場面。
ーー
さて原画展。眠くなってきた。
今回は閉館ギリギリまで迷った末に、書き下ろしのラッカの複製原画を購入した。哀愁漂うといった雰囲気のレキと迷ったが、最後は色彩の温かさで選んだ。『灰羽連盟』を最後まで観たら気持ちが変わるかも‥‥‥?
帰りにamazonで安倍先生の画集『祝祭の街 明』の美中古本をポチる。今回の展示作品が多数収録されていると知ったので。おそらく今回の原画展に伴ってだろう、新品は5000円に高騰しててやや後悔。再販か、画業25周年記念画集を希望!
今月はこれから伊勢へ三社参りにも行くというのに、思わぬ出費と言いますか。しかし、きっと未来の俺には感謝されるだろう。そうなるように今を、紛れもないこの今を過ごすのである。
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