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パリパラリンピック水泳と卓球の見どころをまとめました

パラスポーツセッションズとして22日からほぼ毎日Xで21時からパラリンピックを楽しむための配信を行っています。


今日は昨日行われたパラリンピックを語る第五夜の書き起こしです。担当はパラ水泳の久保大樹さんとトミーでした。

配信アーカイブはこちら。

■パラアスリート同士の交流について

久保さんにパラスポーツの他の種目の知見について聞いたのですが、実はあまりご存じないことが分かりました。

自分の競技での活動が主になるため、他種目を観るということはあまりないそうで「車いすラグビーは接触OK」「車いすバスケは接触をあまりしてはいけない」という程度の知識はある程度。

案外パラアスリートと言ってもそのあたりは私たち一般人と変わらないというのは意外な気がしますね。

ただ、久保さんはパラ卓球の岩渕さんや陸上の芦田さんとの交流はあるが、最近のこと。現役生活が長くなると、アスリート同士で会う場もあるそうで、

所属企業が同じだったり、ベテランで同じメンバーがパラリンピックに出続けるとイベントなどで一緒になるので仲良くなりがちなのだとか。活動する拠点が同じことがあるので、その時に交流することもあるのです。

■セッションズ雑談

・久保さん「1対1はそんなにしゃべれない」(本当だろうか)
・久保さんとトミーは白米派(そろそろパン派白米派決着付けたい)
 二人とも納豆ご飯が好き
 ※西尾は朝はパン派です。。

■パラスイマー列伝:ベテラン選手編

石浦智美選手:2大会連続出場ですが、久保さんと同世代(88年生まれ、学年で言うと87年世代)のベテランです。

しかし、今年のGWは石浦選手のための大会というくらい自己ベストを連発しています。

その秘訣というのは、高城コーチに師事したこと。

パラ水泳の山田拓朗選手は高城コーチに見てもらっていて、リオでメダルを取りました。また、ロンドンオリンピックでは立石選手と最年少コンビで銅メダルを獲得。選手としてもコーチとしても実績を残した方です。

石浦さんはベテランになってからもこのような姿勢なので、向上心があります。30を超えて東京初めてパラリンピックに出場した。昨日話に出てきた川渕選手のような天才型も居れば、遅咲きの石浦さんのような方も居ます。

こういうのもまた、パラの魅力だと思うんです。

50M自由形、100M背泳ぎも良い。石浦さんが頑張っていると刺激になるし、ベテランとはいえ辞められないと久保さんは語ります。

ちなみにリール動画ではコンビニの新作スイーツを食べるのが好きと言っていたが、久保さん的には弱いと感じている(ボケなくてもいいんだけど)

https://www.instagram.com/reel/C-z3wrzITnA/?igsh=MWxjMTd2ZWltczkwNg==

なお、富田選手や木村選手のようなメダリストはよく目にしますが、石浦さんのような方はなかなかメディアには露出することはありません。

ただ、このような背景がある魅力的な選手もパラ水泳界には居るので、自分から情報を取りに行くとこのような選手を知ることにもなる。みんな自分で観てほしいところですね。

■パラ卓球:トミーが語りました。

七野一輝選手:ちょうどトミーが同じ場に居たことがある。途中から立位から車いすに転向されたというエピソードがあり、苦労を重ねている方です。

競技を続けていると同じ状況で続けることが難しいのはパラ水泳で障害が進行したり逆に緩和したりすることによってクラスやスタイルが変わるのと共通点があります。

歳を重ねるとそれが良い方に転じるか、悪い方に転じるかは分からないですが、どうにもならないことに振り回されるのはパラの宿命と言えるのかもしれません。

車いす卓球は戦術的に見るとスマッシュではなく、ネット際に落としたり、コースをどうするか?というポイントがあります。これもまた、通常の卓球ではなくパラ卓球ならではのスタイルと言えるでしょう。

人によって障害によって出来るプレイが異なるので、口にラケットを咥えてプレイする選手も居るし、それぞれの体で出来る卓球を模索してスタイルを構築しているのがとても印象的。

障害は不幸なのではなく、特徴。
これは通常の卓球には無い魅力と言えると思います。

ちなみに「さいとうげんき」というパラ水泳の選手と同姓同名のパラ卓球の選手がいるんです。

卓球の斉藤選手は髪サラサラ。
パラ水泳の斉藤選手は天パー。

同姓同名でこんなに異なることはあるんでしょうか・・・。

■パラ水泳木村選手と納豆

木村選手は納豆が苦手。

しかしあろうことか、スポンサーの関係で納豆を大量に貰った。

普通に考えたら納豆なんて食べないですよね。
だって苦手なんですから。

でも、大会前に嫌いなことを耐えて頑張るというトレンドがパラ水泳ではありまして。おしゃれじゃないけどみんなで坊主にする高校生のノリに共通しているかもしれないですね。

ということで、木村選手は納豆を食べることに。
一つ、また一つ。
どうにか食べ進める木村選手。

しかし、どうにもならない壁が。

木村選手は気づきました。
俺、明後日から合宿じゃん。
家空けるじゃんか。。

でも、冷蔵庫には納豆が18パックも・・・。
その時のつぶやきがこちら。


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