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劇作家・篠原久美子さんの戯曲『ケプラー・あこがれの星海航路』(四幕物)読了

劇作家・篠原久美子さんの戯曲『ケプラー・あこがれの星海航路』(四幕物)を読んだ。惑星の楕円軌道の発見などで有名なヨハネス・ケプラーの生い立ちから晩年までを描いている。魔女裁判や宗教弾圧や戦争という動乱の時代を生きたケプラーの実人生を初めて垣間見ることができて良かった。ケプラーの評伝に食指が動いた。

戯曲は以下のリンクから読める。

作品概要:
17世紀の天文学者、ヨハネス・ケプラーの評伝劇。
ヨハネス・ケプラーの守護天使になろうとした天使は、誤って弟のハインリヒを祝福し、その守護天使になってしまう。弟を通して、笑うしかないほど崩壊した家庭で育つ天才天文学者の卑小な半生と、純粋で壮大な宇宙の論理のギャップを通して、社会と科学と人間の関係性を描く。
1999年度文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作作品。
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場にて、2002年2月より、全国各地で、154ステージを上演。

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