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20タトゥーラSV TW 試投レビュー

■20年ぶりのベイトリール

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されている間、外出もできないのでひたすら自宅でYoutubeの釣り動画を見てました。で、数年ぶりくらいに釣り熱が再燃しまして、いてもたってもいられず、リールとロッドを買いに行きました。今回のセレクトのポイントは以下の通り。

 ・流行りのベイトシーバスがやりたい
 ・バスも兼用できたらいいな
    ・ロッドは携帯性重視(チャリで持って運びたい)
 ・バックラッシュはとにかくイヤ!

 ということで、以下の二つに決定しました!

(1)リール
 DAIWA タトゥーラSV TW
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/bait_rl/20tatula_sv_tw/index.html
 ベイトリールで最後に釣りをしたのは15年くらい前・・・?いきなりベイトを使うのは無謀かと思いましたが、とにかくベイトシーバスがしたい!夜釣りもするのでバックラッシュ怖い!ということで、とにかくトラブルフリー、ストレスフリーなリールにしようということで選びました。
 シマノのDCがついたモデルとかなり迷いましたが、昔ダイワがすきだったことと、Youtubeでも評判がよさそうだったので、これに決めました。
 (なんでもYoutube頼み)ベイトリールを買うのは20年ぶり。さてどうなるか!?

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タトゥーラの名前に由来するクモのデザインがメカニカルブレーキとカバーについています。賛否両論あるようですが、僕は好きです。

 (2)ロッド(後日またレビューします。)
 DAIWA BRAIZON 6106TMHB
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/bass_rd/blazon_mb/index.html
 車があんまり大きくないのでワンピースは当然のこと、2ピースも長いものは積みづらい、最終的には自転車でランガンがしたいので多少性能を犠牲にしてもテレスコピック(振り出し竿)にしようと思いました。
 遠投がしたいので出来るだけ長さがほしいということで6フィート10インチ、引き抵抗の強い重めのバイブレーションに負けないために硬さはミディアムヘビーにしました。
 ダイワにはこの他にもモバイルパックというシリーズがあって、7フィートのモデルがありますが、ブレイゾンのほうが新しくてかっこいいし、数センチの差ならそこまで遠投も差がでないかな、ということでブレイゾンに決定。ベイトロッドを買うのはリールよりも久しぶりで中学生以来?はてさてどうなるか?(そしてまたもやダイワ)

■早速投げてみた

 買ってしまったら、もうガマンできない!いったいどれだけ飛ばせるのよ、ってことで試し投げしてきました。15年ぶりにベイトリールを投げる初心者がフルキャストしたらどれくらい飛ぶのか、という点で参考になればと思います。投げたルアーと重さも書いておきます。今回ラインはナイロンの12ポンドです。
 飛ばした距離はリールを巻いた回数で計算してます。多少誤差はあると思います。タトゥーラはギヤ比8.1だと1回あたり81㎝巻くことができます。

①コアマン アルカリシャッド + 静ヘッド10g
まずはワームから。最初はマグネットブレーキをMAXから初めて、徐々に緩めていく。ジグヘッド+シャッド系の組み合わせは空気抵抗も比較的少ないので35mでした。

②サイレントアサシン99F 14g
シマノのフローティングミノーです。そんなに重いルアーではないですが、AR-Cという重心移動システムが入っていて飛行姿勢が安定するのか、結構飛んでいきます。48mでした。ちょっとびっくり。

③デュエル ハードコアスピン 22g
テールにブレードがついた所謂テールスピンジグっぽいルアーです。
バビューンと飛んで55m。ついに50m超えてきましたね。

④TDサイレントバイブレーション シーバスチューン107S 21g
バイブレーションの名作TDバイブレーションのソルトモデルです。これも距離が期待できます。ブラックバス釣りをしてた頃は1/2オンス(14gくらい)のは使ったことありますが、このサイズは初めてです。結構重量感ありますね。カッとんで56m。ハードコアスピンとあまり変わりませんね。

⑤無印鉄板バイブレーション 14g
実はあまり期待せずに投げました。これがびっくり、最長記録でした。
重さはTDバイブより軽いのに、空気抵抗が少ないのかスゴイ勢いで飛んでいきます。ギュイーンと飛んでいって67m

■使い心地など
 やっぱり最新のリールはすごいですね。大きなバックラッシュすることなく気持ちよく飛んでいきました。バックラッシュせずに自分で制御できるぎりぎりのラインを探っていくため、初めはブレーキ設定を20段階のうちMAXから投げ始めます。20だと当たり前ですが全然飛びません。でも着水時すらサミングがいらないぐらい何もしなくていいです。着水だけしっかり見てサミングしてあげれば大丈夫なのは12~10くらいじゃないでしょうか。夜釣りは着水が見えないかもしれないし、距離も見定めにくいでしょうから、ストレスなく使えるのは13~11くらいでしょうか。
 ここから1つずつ下げていって限界を探ります。今回投げたルアーは大体5ぐらいまで下げられました。コアマンだけはちょっと軽いので7ぐらいじゃないとバックラッシュが怖かったです。鉄板を一番飛ばせたときは4の設定でしたが、最後のほうはバックラッシュしながら(最後は飛びきってなくなりましたが。。。すごいブレーキシステム!)飛んでいってたのでちょっと心配な感じでした。この設定はまだ昼間しか使えないかな。。。

 オーバヘッドキャストでもよいですが、自分はたらし長くして、頭の上を回転させながら最後はオーバーヘッドと再度の中間ぐらいの角度で投げるのが一番やりやすかったです。
 飛んだか飛んでないかはリリースした瞬間のスプールの回転音で大体わかります。プーンと高い音が鳴った時は高回転の証拠、距離も伸びます。

■まとめ
 最新のリール、ただただスゴイなと思いました。まず目立ったバックラッシュは一回もなかったことに感動です。トラブルがないということは釣りする時間が増えるということなのでよいですね。
 今回はナイロン12ポンドでしたがPEを使えばもう少し伸びるかな?とも思います。
 それからこのリールはメカニカルブレーキをルアーごとに触る必要がありません。ゼロポジションというスプールにガタがでない位置に決めたら、あとはマグネットブレーキの調整だけでOKというカンタンさです。
 今日は投げるだけ(釣れればいいなと期待はしてたけど)だったので、こいつでぶん投げて早く魚をかけたいなと思いました。

 気持ちよく飛ばせて、バックラッシュもなし!タトゥーラSV TW、マジおすすめです!!

 次回は、一緒に買ったブレイゾンのレビューをしたいと思います。

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