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思い出19 種々の経験ができた海外展示会への参加
クロマトグラフィー関連の事業は、分析機器や科学機器メーカーが担っており、その業界では一堂に会する展示会が定期的に開催されています。
国内では、東京モーターショーやゲームショーで有名な幕張メッセで、JASIS(日本分析機器展)が年1回開催されています。
入社する前から、弊社は国内で開催される展示会に出展しており、毎年最新情報を得るために、多くの社員が見学し、説明員も行います。
1990年頃からは、H
思い出18 液体クロマトグラフィーカラムの開発
液体クロマトグラフィーでは、試料がインジェクターから注入され、送液ポンプによって流される溶媒によって、液体クロマトグラフィーカラムに導入され、分離され、検出器で電気信号に変換され、データ処理器でクロマトグラムが記録されます。
液体クロマトグラフィーでは、直径4.6mm、長さ150mmのステンレスカラムに、0.005mm(5μm)の球状シリカゲルにオクタデカン(C18)などの炭化水素をシリル化反応で
思い出17 ガスクロマトグラフィーカラムの開発
自分史を作り始めて、これまでの6か月は、周囲の状況やお世話になった人々に焦点を当て、自分中心の出来事が思い出しやすかったように感じます。書きながら、さまざまな出来事を思い出し、楽しい時間を過ごしました。
しかし、就職後は状況が異なり、会社の歴史、家族の歴史、そして自分自身の歴史が交差するため、簡単な年表がないと整理が難しいと感じました。
以下に、主な年表をまとめてみました。
1968年: ガス
思い出16 幸運だった会社の遍歴とクロマトグラフィー
同族経営に対する不満から、M社長が立ち上げたこの会社は、技術と利益を公正に分配することを目指していました。
事業分野としては何でも良かったと言うことでした。
クロマトグラフィーは、前会社から受け継いだものであり、新たな分野としての挑戦でした。
この技術は海外からの技術であり、輸入品が市場を席巻していました。
当時の為替レートが1ドル200-250円であったことから、輸入品は高価であり、安価な同等の
思い出12 大学時代の学園祭から北海道旅行の思い出2
三重大学では、毎年一度の大学祭が開催され、各学科が様々な催し物を提供します。私が工業化学科の一年生の時、大きな風船をヘリウムで数十個膨らませ、それらを筏のような基体に結び付け、左右にプロペラを取り付けたラジコンで動く飛行船を作りました。そして、それを一般教養棟から工学部まで飛ばすという大胆な計画を立てました。
本体は発泡スチロールでできており、ラジコン本体も軽かったため、ヘリウム風船で浮力を得て