42のあれ

Twitter等で流行ってる「私を構成する42枚」というやつ。


一応、これも挨拶がわりになるかなと思い、つらつら並べてみたら、こんな感じ。
勿論、枚数の限界で入れられなかったもの、画像を別途用意するのが面倒で、泣く泣く外しちゃったものなどもあるけれど。

すべて日本人の音楽。
サブスクに入ったおかげもあって、特に最近は洋のものも全く聴かないわけではないけれど、アルバムとしてよく聴き込んだ、身に刻み込まれたみたいな話になると、結局こうなる。
洋を聴くとは言っても、上にあげたような好きな日本の音楽のそれぞれ源流を確認する旅みたいなものなので、アメリカのフォークとか、60-70'sロックとか、ニューウェーヴあたりのベタな大ネタが殆どではあります。dig精神皆無。

ひとつ、URC/ベルウッド過多にならないようにだけは気をつけました。それでこれかよ。まあ、それなので、アレもアレもない。それだけで42枚選んじゃっても良いくらいなんですけどね。

わざわざ、ここを読んでくれる方は、フォーク・ロックな顔ぶれは、概ねなんとなく分かってくれていると思うので(どうですか?)、それ以外から、いくつか簡単に説明。


13
『アイカツ!』シリーズは自分の中でとても大事なアニメーションのひとつ。劇中歌歌唱担当ユニットの音楽ライブもたくさん行きました。全部好きですが、やはり2年目のベストで特に…(話すと長くなりますので、この辺で)

14
UNDER17は高校時代にインターネットを通じて熱中した、いわゆる〈電波ソング〉の中でも、一番大好きだったユニット。この頃のインモラルな歌詞を多分に含んだエロゲ主題歌への傾倒(ちなみにエロゲ自体はほぼやったことがありません…)が、大学時代に〈放送禁止歌〉などを端緒とした、本格的な音楽の泥沼にズブズブはまることになる大きな前史だったとも思います。

17
イノヤマランド。01であげたバンド・ヒカシューのオリジナルメンバー2人が長年やっているアンビエントユニット。そもそもヒカシューは民族楽器やメロトロンなどを活用したインプロや舞台音楽を創作するためのユニットで、その後、歌謡ロックに変化する中で、本来の姿がイノヤマランドに移行したというのが大雑把な理解。とにかく私は〈唄〉や〈詩〉を重要視しがちなのですが、イノヤマランドの一連の作品で、ある種、対極にあるアンビエントの味わい方を学んだ気がします。とろとろ。インプロのスリリングな面白さを教えてくれたのもヒカシューや巻上さんだしね。

21
小説も歌も素晴らしい野坂昭如を、渚殴打の消費だけで満足するなんて、全く勿体ないことです。この盤は初めて聴いた一枚でもあるんですが、中年御三家が並んで唄う、この日のための新曲が特に最高です。昭一や六輔のステージも収めた完全盤、出て欲しいな。

23
いわゆる〈幻の名盤〉〈珍盤奇盤〉的なものをほぼこの一枚に託しちゃっている形。でも「四次元酒場」はその中でも本当にトップクラスに最高です。精神の満開の下。

24
関西フォークの需要史を考える上でも、避けて通れない〈アングラブーム〉の世界。B級GSとも地続きな、軽薄にサイケでラリパッパな得体の知れぬ何かがのたうち回る。楽しい、美しい、素晴らしいガラクタがこの世にたくさんあることを実感できます。

29
桜井敏雄さん。昭和において、いわゆる〈壮士演歌〉の生き残り的な立ち位置だった方。なぎら健壱さんのお師匠(のひとり)だったのでこの位置。大昔の曲にも好きなものは色々ありますけど、そもそもアルバムって文化が薄いですからね。この辺は。

38
00年代以降のものは多少好きくらいは程々にあるけど、ミドリは本当に好きなバンドです。ジャズみたいな編成でパンクをやってて乱暴でカッコいいんですね。でも、一度も生で観られなかったな。「リズム」にはその直後に解散するバンドの命運も重なって、瞬間芸術の輝きを感じます。

39
竹原ピストルは野狐禅終盤期から、ソロのインディー時代までは、結構熱心に観測してました。特に『復興の花2』はその時点までの集大成と思えるくらいの充実作。再メジャー後の活躍ぶりは何より。地元のライブハウスで演ってくれた時に聴いた「便器に頭を突っ込んで」が嬉しかったな。

40
多分、自分の中で音楽的な原体験って、NHKの「音楽ファンタジーゆめ」と、駄菓子屋や健康ランドのゲームコーナーで触れた「パロディウス」シリーズのBGMだと思うのですよ。その割にクラシック音楽のオタクにはならなかったのが不思議なのですが。で、そこから特に80年代のKONAMIのビデオゲームに進んで、沢山遊びました。「パロディウス」のサントラの画像が見当たらなかったので、ここでは同じくらい聴き込んだ盤として「グラディウス」のアーケード版音楽集成を。ゲーム音楽だとほかには初期の「星のカービィ」とか「ロックマン」のそれは、遊びすぎて脳みそに刷り込まれてますね。

41
サンホラ。大学時代、生活の中心だった漫研の、その身の回りで大いに流行っていたので、刺激されてよく聴いていました。特に『エリ組』は一枚の中に物語を組み上げるアルバムとして、構成が美しくて今でも好きです。熱心なファンではないけれど、その後の作品も毎度一度は聴いてみるくらいには気になります。

42
桑島法子。アニメ声優さんの個人名義のオリジナルアルバム。なんだけど、カバー以外全編服部克久の作曲に、宮沢賢治の朗読が三編と、兎に角ただならない佇まい。中でも「原体剣舞連」が凄まじい出来で、アングラ演劇すれすれの世界。唄う声優の世界も、特に昨今はポップも前衛もなんでもアリだけれど、これは今でも極北のひとつに数えることができるのでは?

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