【解説編】#20「blueな気分になる理由」

 ステイホーム推奨のおかげで作品あっぷが順調です笑。

 さて、次はどの詩を載せようかしら??とmy作品集を眺めていたところ「おおっ!!!これじゃん!!!」というものがあったのでこちらを。

 さすがにこの状態が続いて楽しい気分の人なんて、ほぼほぼいないんではないかと思いますので、大学生の頃に書いていたこの詩はぴったりではないでしょうか。

 この詩を20年以上たって改めて自分で読み返して1番面白いと思うところは「仕事が毎日 つまらないからよ」というフレーズです(爆)。そう、この詩を書いたのは大学生。# 14でも書きましたが作詞家になりたいと毎日1作品執筆チャレンジ(笑)をしてた頃だと思うのですが、大学生なのでもちろん仕事なんてまだしていません(爆)バイトだっておこずかい稼ぎの、今思えば半分遊びみたいなモノでした。

 この詩に書いてある「気持ち」の部分は自分自身がその時感じていたものなのですが、それをストーリーに乗せる時により多くの人が共感してくれるここに入れる単語は、「学校」でも「生活」でも「人生」でもなく「仕事」だな!と思ったのです。1番面白いフレーズと書きましたが1番気に入ってるフレーズかもしれません。その感性が大当たりだったのは20年以上たって読み返したわたしが、再び共感出来てるところで証明されたと思ってます。

 わたしは完成された「詩」というものは全ての文字の羅列が完璧で、他に変えられるものがない状態になったものだと思っているので、作品を完成させるまでには物凄く推敲を重ねます。何度も読み返して単語もですが漢字で書くか、ひらがなにするか、カタカナにするか、どこで区切るか、段落を変えるか、全体の文章を眺めた雰囲気まで自分で「完成だ!」と思うまでやります。なので1度書いたものを数年の間、読み返す度に諦め悪く直していることもあります。

 とちょっと真面目すぎる作詩論になってしまいましたが、改めて作品解説へ。

 これは、一人暮らしをしていた大学生の頃感じた、なんだかわけもなく淋しい気持ちになった事(俗に言うホームシックってやつだったのかと思いますが)を、元カレとのお別れを後悔しているわけではないけど、どことなく切なく感じている女性の気持ちに変えて書きました。彼から結婚して自分について来て欲しいというような事を言われた時、それは自分の望んでる生き方ではないと断ってしまったけど…というストーリーです。(相変わらず大学生にしてなかなかの妄想力であります←)

 blueな気分を吹っ切るには、そんな気分になる理由なんて何処にもないと自分に言い聞かせるしかないかな、と今も思っているのですが。。。

~fin

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!