自給率

また久しぶりのnoteになってしまいました。

朝、日の出と共に起きてから寝るまでの間、あれしなきゃ、これしなきゃ！あ、これもやりたかったんだ！って次から次へとやる事リストが増え続ける一方です。全然本業にすら手をつけれる時間が取れず、寝る前に横になったままnoteをちょっと軽くでも書いてみようかななんて思って書き始めるんですが200文字も書けずに寝落ちしてて、結局投稿出来なかった下書きだらけになってます。

それもこれも、なんでもかんでも自分でするから。
これはもうしょうがない。出来ることなら自分でやりたい。やってみたいことが多いこと多いこと。

自給率を上げるってことは、「人にしてもらって対価を支払う」を、自分の時間を使ってただただ黙々と行い続けることで、

着るもの、食べるもの、住むところ、その全ての必要とする事を自分で出来ることは自分で行う。

これにより、自分にフィットした満足度の高いものに囲まれることと共に、収入は得られなくとも、支出は大きく減るのは実体験済みです。

ですが、どれくらいの差が生まれるのか。

自給率を上げることの元々の目的としては、特にお金を節約って訳ではないのですが、無駄な消費や環境負荷を省きたいという意味も節約と称するのならば、節約ともいうでしょう。

なので無駄を知ることが大切かと思います。
お金の無駄だけでなく、時間の無駄、資源の無駄などいろんな角度から知ること。

私は細かい家計簿みたいなのをつけるのはいつも３日坊主で続かないのですが、予算を立ててその中でやりくりするのは得意です。

メキシコでの生活と日本の生活、必要経費と用途が随分変わるってことがこの二ヶ月の日本の生活でよくわかってきたので、改めて一ヶ月の生活費の予算を立て直しました。

そうすることによって、実際の現金がいくら必要なのかを算出し、それを作り出す時間、そしてそれ以外の時間を自給率向上のために使える時間として割り出すことで、必要以上にお金を頂いてする仕事の為に時間を使い過ぎなくてよくしていくことで資源の無駄使いも調整できるかと思います。

例えば、食費に関して見てみると、うちの食費は全国平均に比べて半分以下です。
調理済みのものや切れてるものなど人の手が加わったものを買うことは滅多にないので、原材料費のみとなることが大きな要因だと思います。

野菜は畑の野菜たち次第でもっと自給率が上がるのはもちろんですが、
お魚は、いきつけの鮮魚店ができたので、いつも魚を一本そのまま買ってくるのですが、自分達で捌くので魚屋さんもちょっと普通より安く売ってくれるんです。
そして自給率を上げるなら魚は魚釣りからでは？とも一瞬考えてたのですが、魚釣りって個人ですると結構なお金と資源が必要になるんですよね。堤防で竹竿に糸垂らして一円もかけずに釣りする人もいますけど、釣れない時間の生産性の無さに私はあまり魅力を感じないのです。
だったら魚屋さんでお魚買った方が無駄が少ない気がします。
昨日もお魚屋さんで300円で尾赤アジというお魚を買ったのですが、これ、伊豆の絶品地魚と言われてて、普通の鯵よりも脂がのっていて本当に美味しいお魚ですが、鮮度が落ちやすいため地元でしか流通していない全国的には知名度の低いお魚です。
そんなお魚、お造りになってるものの半分の値段で一本買えて3倍くらいの量のお造りが家で作れるんです。
アラや血合いも使って他の料理も作れるし。

この魚を捌く時間や手間を考えるとお造りで買うことは大きなメリットとも言えますが、同じ量のお刺身ををお造りにしてもらうことを考えたら全然違います。

話を戻すと、自分で出来る部分を増やすことは、人に対価を支払ってやってもらわなくて良くなります。だけれども、それが果たして自分のしたい事か、それともそんな時間あったら他の事がしたいって人かって事で色々違ってきますよね。

時間を節約、Time is moneyなんて言いますが、お金で時間を買ってまでしたい事って人それぞれ違うと思います。
ただただ漫画を読み耽りたい人もいれば、勉強に没頭したい人もいるだろうし、時間さえあれば〇〇がしたい！っていう〇〇は本当に人それぞれですよね。

私は強いて言うなら快適や居心地の良さを追求したい。

だから難しい理由を抜きにしても、自分にフィットした欲しい物や食べたいものを作りたいのかもしれない。

景気が悪いとか、これからもっと悪くなるとか、円安の影響で生活費にどれくらいの差が出てくるとか色々言われてるけれど、よく考えて生活すれば、そんなに大きな変化は無いと思います。
というか私は景気に全く左右されてる気がしません。

確かに米ドルの給料は良かったし、メキシコペソも価値が上がってるけど、給料が良くても結局は使い方次第だと思うんです。

ちょっとしか使わなくたって、沢山使ったとき以上の満足度や幸福度は得られたりするんですよね。
給料が高くたって物価も高くなったら、結局一緒。

今の日本の値上げされてく商品を見渡してみても、加工されたものと輸入されたもの、ガソリンを多く使うものっていうのが主要な値上がりしている商品だと思います。
私たち、その類を普段から買わない、使わない人間からしたら、全く影響ないんですよね。

自分達のしている商売も、鉱山という元の元から原石を仕入れてきてる分、人を介すたびに必要になる経費がかかってないし、ガソリン代が関わる輸送費も、なるべくかからないように工夫して、あとは商品にするまでを自分達で時間をかけて制作してくって感じなので、「原材料費高騰の為、値上げします」とかも全く予定がないです。

今日なんとなくまとめてみるとみんなに伝えたいのは、給料が上がった下がったとか、物価が上がったとかそんなことに意識を向けるより、日々の使い方を楽しんでいきましょ！ってことです。
自給率を上げるのも、畑を作って種を蒔きましょうってわけではなくて、人にしてもらってる部分をちょっと自分でやってみるのは結構な節約になりますぜっていうことでした。

そんなこんなで今日はこたつカバーを縫い上げないといけないので今日のところはここまで。

寒くなってきましたねー！