模型製作記事をnoteで書いてみる（ガンダムアクエリアス編）
普段はX（旧twitter）で製作過程とか完成したモノをＵＰしたりしてるのですが（昔はBlogとかでも書いていました）いかんせん文字数制限が厳しく完成投稿の際に書きたい内容があまり書けずモヤモヤとしていました。
とはいえ、今時はあまりの長文は好まれないでしょうし、まああれくらいでちょうどいいのかなとも思いますが、たまにはガッツリ書いてみようかなということで、サムネイルも出せるnoteにて書いてみようかと思い立った次第です。
今回のお題はこれ
先日、人生初のフルスクラッチにて完成させた1/144ガンダムアクエリアスです
この機体はSDガンダムGジェネレーションシリーズに登場する、ゲームオリジナル機です。
ゲーム内設定ではガンダムウイングシリーズに属していて、同番組内のエピオンの兄弟機という設定です。
ゲームのみの登場機体だけありまして、SDのキットはバンダイナムコから発売されていますが（これだけでも奇跡だと思います）リアル頭身のキットは出ておらず、先だってロボット魂で参考出品が出ていたくらいです。ガレージキットも自分の観測範囲内では見たことはありませんでした。
どんなきっかけだったものか2018年くらいに一度アナログでフルスクラッチを試みるも頓挫、しばらくモヤモヤしつつ放置状態だったのですが、2.3年前に始めたfusion360（当時）で何かやってみたいなーと思い、試行錯誤しながら半年ほどで全身をモデリング、初の3Dプリンター製フルキット自作＆フルスクラッチの道に調整した次第です。
製作仕様としては下記の通りです
大きさは1/144サイズ、ツインアイはLEDを組み込んでおり、無色クリア→黄色に発光します
配線は台座を通じてもう少しスマートに収まるつもりだったのですが、工程設計ミスで露出してしまっております（写真に見えないところに電池BOXがあります）
関節以外はfusion360にてフルモデリング、光硬化3Dプリンターにて印刷したものに各種研磨工具で表面処理を行い、ラッカー塗料にて塗装をしました。
一部武装などにエアテックス社の無色蛍光塗料ルミネを使用して、365nmのブラックライトにて発光するギミックも仕込んであります。
塗装レシピは
本体白：マーズライトグレー
本体青：アイスコバルトブルー
本体黄色：サンシャインイエロー
本体赤：クリムゾンレッド
関節など：フレームメタリック1
※（塗料はすべてガイアノーツ社製です）
GジェネクロスレイズのCGを参考に選定しました
着手は2023年8月。模型製作部屋の空調事情により、冷房の効いた部屋での3Dモデリング作業に趣味作業をシフトさせたのがきっかけの一つです。
完成は2024年4月なので、9ヵ月ほどの作業でしょうか。モデリングのベースは10月にはできあがっていたので、主に3Dプリンタでの印刷とその表面処理に腐心した感じです。（その調整の過程で3Dソフト作業にも何度も戻りましたが）
製作中の苦労はまあ山ほどあるのですが…
一番は相互フォロワーの方々が使われている水洗いレジン（ショーコレジン）を途中から採用したことと、そのレジンの販売元の方にいろんなアドバイスをもらったおかげで、知識や技術の向上もでき、作業性が格段にアップしたことです。
そのおかげで、ハメコミ勘合などが最初のころは上手くいかずムクで作っていたパーツを分割して出力できるようになり、塗装のしやすさが飛躍的にあがったりもしました
正直途中は作業性を考えるとプラ板とパテの方がマシだなあと思ったりもしましたが、
今はちょっとしたものなら3Dでプリントしたほうが早いし表面処理、塗装などの作業性もかなり良好に感じています。
なお、完成した後少し気になる部分（配線の露出や、電飾ギミックを入れた故に複雑化して処理がやや甘めな頭部、胴体部の前屈ができないためポージングが少し限定されているところ、あと疲れ果ててやや適当な感じになってしまった写真撮影）があり、Ver.1.5といった感じで追加作業を行っております、これが終わったら改めてちゃんとポージングも含めた写真を撮影したいと思います。
以上、こんなところでしょうか。書きたいことはかけたけど、多すぎて読みづらくなっていないかな…
今後のことも考えて色々模索しておきたいなと思い、とりあえずテストがてらということで。
そういやmintでまとめた備忘録のリンクも張っておこう
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