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PIVOT宮台真司vs安藤優子

社会学者の宮台真司氏とキャスターの安藤優子氏が、衰退し続ける日本を生きるためのサバイバル教養番組「JAPAN SURVIVAL SKILL SET」で7回連続で徹底討論。
宮台真司氏の名前は知っていましたが、あえて追いかけることはしませんでした。最近、YouTubeチャンネルのPIVOTにはまっていて、おすすめ動画に上がってきてためしに視聴したところはまってしまいました。
特に第5回の「足りないことが才能」というくだりはすごく感銘を受けました。

https://www.youtube.com/watch?v=undefined&t=1608s

第1回【宮台真司が日本の病を全解剖】社会学者・キャスターの安藤優子と徹底的に対話/衰退国を生きるサバイバル術/日本人に逃げ場はない/ひろゆきと宮台真司の役割分担/宗教と日本の本当の課題/マスク警察の正体とは

要約

この動画は、社会学者の宮台真司とニュースキャスターの安藤優子が、日本の病を解剖する対話を行っている。彼らは、日本社会がなぜ腐敗しているのか、変革を望む人々がいるにもかかわらず自立的に考えることができないのか、日本人に逃げ場がないことなどについて議論している。また、彼らは、宗教やマスク警察など、日本の本当の課題にも触れている。彼らは、日本人が生き残るためのサバイバル術を共有し、若手ビジネスパーソンが日本の危機的状況をどのように生き抜くことができるかを考える番組である。

第2回【宮台真司が暴く日本の「裸の王様」】腐ってない奴が空気を破れ/ビジネスの「パワポ礼賛」は思考停止/日本の解雇規制/安藤優子氏が「心の中ではふざけるな」と思う理由

要約

宮台真司氏がYouTubeで「日本の裸の王様」と題して、日本のビジネス文化について語りました。彼は、授業評価についても触れ、学生たちの評価を求めることが授業内容の劣化に繋がる可能性があると指摘しました。さらに、日本の労働環境についても言及し、性別によって得られるものや失われるものがあってはならないと述べました。宮台氏は、日本の社会の変革に向けて、価値観や価値を貫徹することが重要であると訴えました。

第3回【宮台真司のタワマン幸福論】タワマンに住んでも幸せになれない/スローフードの真実/ 良い共同体と悪い共同体/ 地方移住の心理/人類は「コラボ」したから生き残った/安藤優子が語る家族という病

要約

宮台真司のYouTube番組では、タワーマンションに住んでも幸せになれないことや、スローフードの真実、良い共同体と悪い共同体、地方移住の心理、人類は「コラボ」したから生き残ったという話がされています。また、家族という病についても話され、家族に縛られることや家族第一主義が問い直されているという意見が述べられています。さらに、日本人の幸せについての調査データや、30代ビジネスパーソンに取材したキーワードも紹介されています。

第4回【宮台真司が語るテロの構造】トマス・ホッブズから考える自力救済と暴力/テロの根源にある「自己中心的な考え」/お祭りと日本社会/「会社が楽しい」は良いことか/安藤優子氏と議論

要約

宮台真司氏がYouTubeで行った議論を要約すると、暴力から信頼が生まれるというトマス・ホッブズの議論を逆さまに考えると、信頼できる統治権力がない場合、自力救済に戻ることになる。しかし、日本には共同体が存在しないため、個人が自力救済を行うことになり、孤独ゆえに暴走しがちになる。また、日本の幸せについて考えると、普遍的な要素が存在するとして、法律や損得勘定は文化的プログラムによる書き換えであり、一万年前の定住生活以降に重要視されるようになったものである。さらに、日本においては、定住生活が始まると同時にお祭りが開催され、非低住民が参加することで、定住生活からの解放やストレス解消が行われる。しかし、現代ではお祭りを受け入れるモチベーションが減少しており、祭りの後を生き抜く意欲がなくなっているため、海外への脱出を考える人もいるという。

第5回【宮台真司が異議あり「英語公用語」】白熱教室・サンデル教授から読み解く/デコとボコが補い合う共同体/個人のスキルアップは必ずしも幸せにつながらない/宮台氏の小学校時代/安藤優子氏が語るメディアの同質性

要約

宮台真司氏は、英語を公用語にすることに反対し、英語ができない人材を切り捨てることになると主張しています。また、個人のスキルアップが幸せにつながるとは限らないと指摘し、共同体として互いに補い合うことが大切だと述べています。さらに、日本の従業員エンゲージメントが低いことや、共同体が空洞化していることが問題であるとしています。宮台氏は、社会の環境や若年層の身体能力や感情能力に合わせる必要があると主張しています。

第6回【宮台真司が断言「日本は海外で勝てない」】グローバル市場で必要なネットワークがない日本/解決のヒントは機能主義的な発想/住民民主主義を排除せよ/ビジネスパーソンが学ぶこと/安藤優子氏の留学体験

要約

宮台真司氏は、「日本は海外で勝てない」と断言し、グローバル市場で必要なネットワークがないと述べています。彼は、日本が競争できる前提がないため、その前提と等価なものを作ることが重要だと主張しています。また、住民民主主義を排除し、機能主義的な発想が必要であると述べています。ビジネスパーソンが学ぶことや安藤優子氏の留学体験についても話しています。

第7回【宮台真司「日本はインチキ先進国」】クソ社会だからこそ世界の先例に/ギリシア的世界と宮台氏の育児論/教育の失敗が良い結果を生む?/宮台氏と安藤氏が考える「次世代の育て方」

要約

宮台真司氏は、「日本はインチキ先進国であり、ひどい学校、地域、政治、経済主体の集まりがある」と指摘し、次世代の育て方について考える必要があると語っている。彼は、良いリーダーの資質として、感情的な影響を与え、シンクロを引き起こすことができる能力が最も重要だと述べている。また、現代社会は非常に複雑であるため、上から下へのトップダウン型のリーダーシップでは情報を生み出せないため、集合的な知識を生み出すことが必要であると主張している。さらに、日本の職人や芸事の世界においても、フローを重視したやり方があり、これに対する寛容さや免疫能力が失われていると指摘している。

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