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PIVOT宮台真司氏と春山慶彦氏対談(全3回)を視聴して

安藤優子氏との対談で宮台真司氏の言論に触れて、その第2弾として春山慶彦氏とのPIVOTでの対談を視聴しました。
話題はかなり多岐にわたっていますが、アプリ開発会社のCEOでありながら、人間の身体性を重要視しているところは面白いです。
それと、ロハス批判で感じたのは、スローフードは自分たちが守りたいものを守るための経済圏という話で、僕が守りたい地域を守るための活動をしたいと思いました。
春山氏はゲームがライバルと話していますが、ゲームが果たす役割も大きいと感じています。

第1回【宮台真司がシンクロした起業家】登山アプリYAMAP創業者/日本の起業家では珍しい身体性の持ち主/イヌイットとクジラ漁の経験/ビジネスパーソンに必須な「自然観」とは

要約

この動画は、登山アプリYAMAPの創業者である春山義彦さんが出演しており、身体性や自然観といったテーマについて話しています。春山さんは、2011年の東日本大震災をきっかけにYAMAPを創業し、自然を身近に感じられるアプリを提供しています。また、自然や身体性を大切にする姿勢がビジネスにも反映されることについても語っています。

第2回【宮台真司「現代人は身体を使え」】ソロキャンプと週末サウナに異論あり/自然は単なる“癒やし”ではない/流域で生命圏を作り出す/思考を研ぎ澄ませたい時にこそ山に行く【YAMAP 春山慶彦CEO】

要約

この動画は、山岳アプリ「YAMAP」のCEOである春山慶彦氏と、社会学者の宮台真司氏が、自然やキャンプ、ソロキャンプ、サウナについて語り合っているものです。宮台氏は、自然を単なる癒やしとしてとらえるのではなく、自然に触れることで自分自身に気づき、生活に何か間違いがないかを実践的に考えることができると語っています。また、キャンプやソロキャンプにおいて、個人的な癒やし的な消費に陥り、本来の目的である分断された現代社会からの解放や新しい価値観の発見を見失ってしまう可能性があると指摘しています。春山氏は、自然に触れることで思考を研ぎ澄ませることができるとし、自分自身の中で新しい世界を見つけ出すことができると語っています。また、実際に自然を歩いた経験を通じて、人は自然の中で自分自身が小さな存在であることを認識することができるとも述べています。

第3回【宮台真司「仲間を誘惑せよ」】NISAなどの投資教育はインチキ/生き方を変えた人が資本主義にコミットせよ、そして少しずつ仲間を誘え【YAMAP 春山慶彦CEO 最終回】

要約

宮台真司氏は、NISAや投資教育などはインチキだと主張し、生き方を変えた人々が資本主義にコミットし、少しずつ仲間を誘っていくことが重要だと述べた。彼は、システムに依存するのではなく、システムを利用して自分たちの良きものを保つことが重要だと主張し、企業にも社会性が求められる時代になっていると指摘した。また、良いテクノロジーを加速することが必要であり、資本家が良いものに投資することを促すことが重要だと述べた。

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