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【第1回カードラッシュCS準優勝】クラッシュハンマー黒馬バドレックス【全文無料】

※この記事は投げ銭形式で全文無料で読めます。

1年ぶりの投稿となります。
マコト(@MakoTo_GX)と申します。
今回は10/30(土)に行われた第一回カードラッシュCSにて参加者96名の中、準優勝という成績を修めることができましたので、noteにまとめさせていただきます。

https://twitter.com/MakoTo_GX/status/1454380653185679365

本来は福岡CL前に投稿したかったのですが、仕事やデッキ作り・練習などで忙しく、纏められなかったのが残念です…。
それでは早速解説に入ります。

【環境考察】

皆さんのnoteで細かく書かれているため簡潔に自分の考えを記載すると、環境デッキの中でも
・白馬スイクン系統
・クワガノン(エレキブラスター)
・ミュウvmax
上記3デッキが特に多いと感じたため、それらに五分を取れる黒馬バドレックスを使用しました。
※10/30時点での環境予想です、福岡CL時ではございません。

【マッチアップ】

予選 14位通過
1.いちげきゲンガーvmax ○
2.水軸ミュウvmax ○
3.連撃ウーラオスvmax ○
4.ミュウvmax ✖
5.クワガノン ✖
6.三神ザシアンファイヤー ○

決勝
1.ミュウvmax(4戦目の再戦) ○
2.スイクンフリージオ(配信) ○
3.悪軸連撃ウーラオスvmax(サブ配信) ○
4.白馬スイクン(配信) ✖

決勝の配信はプレミと裏目の嵐で恥ずかしい対戦でした。
マッチアップ的には環境外のデッキなどはなく大方予想通りだったと思います。

【使用構築】

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【デッキコード】v5VVFk-eqIx8z-k5wVFk


デッキは上記のものを使用しました。黒馬バドレックスのデッキについては他にもたくさんいい記事があるので、そちらを参考にしていただければと思います。
クラッシュハンマー以外は特別面白いカードの採用はありません。
特徴のあるカードのみ解説していきます。

・ミュウツー&ミュウGX
こちらはCLでも猛威を振るっているクワガノン(エレキブラスター)に対するカードとして採用しました。基本的にこのデッキはサイドを3-3で取られることが多く、クワガノンからの4回の攻撃で負けるため、間に追加ミラクルツインGXを挟むことで相手からの攻撃回数を増やすことができます。
また、ガラルファイヤーなどにもアタッカーとして出します。相手のオーラバーンを耐えながら、追加ミラクルツインGXを打つことで反動ダメージ込で一方的に倒せます。
後述するオーロット&ヨノワールGXやゲンガー&ミミッキュGXの技もコピーできるので状況に合わせて多彩な攻撃が可能なので使っていて楽しい一枚です。

・オーロット&ヨノワールGX
こちらもクワガノン(エレキブラスター)を重く考えての採用になります。
クワガノンを倒せる絶妙な打点でありながら2枚カードを捲れるため、1ターンでも相手の動きを止められれば有利なため採用しています。
ペイルムーンGXも強く、相手にポケモンいれかえやあなぬけのヒモを要求できます。これらのいれかえカードの採用率が落ちていると感じたため以前よりも決まる可能性が高いと個人的に思います。

・マーシャドー2枚
1枚採用の方も多いですが、個人的には2枚欲しいカードになります。1枚でもふつうのつりざおなどで使いまわせますが、サイド落ちが怖い点や、多くのデッキで頂への雪道が採用されているため常に盤面に置いておきたかったカードなため2枚採用しています。
白馬バドレックスやスイクン系統のデッキが非常に増えているのも2枚採用の要因の一つです。

・あなぬけのヒモ2枚
ポケモンいれかえ2枚、あなぬけのヒモ1枚の構築が多いですが、ヒモの方が強い場面が多くあったと感じたためこちらを増やしています。
例えばホラーハウスGXを打つ際に相手のバトル場のポケモンが技が使える状況の場合猶予をもらえないため、あなぬけのヒモを使い後ろに下げることで1ターン確実にもらい、次のターンボスの司令でアタッカーを取るという動きもできるため強いと感じています。
また、このデッキは攻撃できるポケモンが多い(バドレックス・マホイップ・タッグチーム達)ため、相手のバトル場のポケモンを見てからこちらの攻撃を選べるのも強いと感じています。
あとはミュウvmaxの「クロスフュージョン:ダイナバリア」をされるとベンチを取らざるを得なくなるため、その際にもあると便利なカードになります。

・クラッシュハンマー3枚

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このnoteの題名にもあるカードであり一番気になるカードでもあると思います。
現環境において先攻が強すぎるため、後攻から捲れずそのまま負けることが多発しています。先攻2ターン目にサイドを1枚でも取られてしまうと負けに直結する試合も多く、この環境の後攻の難しさを感じていました。
何か対策できないかと感じたときにこのカードしかないと感じ採用しました。
主な採用理由は〈ミュウvmaxと三神への牽制〉になります。基本的に手貼りで育てるこれらのデッキには「表が出れば」テンポを崩して先後をひっくり返せます。
またあなぬけのヒモの項にも記載したように、〈ホラーハウス中に攻撃されない状況〉を作るために使用するのも特に強いです。
また当たり前ですが、基本的に「ボスの司令とカミツレのきらめき」などベンチを呼びながらエネ加速はできないので、そこも踏まえてプランを考えることができます。下の項に記載の不採用カードを削ってでも後攻で戦えるようにしたかったため採用しました。本当は4枚目が欲しかったです。

・エネルギー14枚
一般的に〈エネルギー13枚・トレーニングコート1枚〉のような採用が多いですが、現物を増やしました。
13枚も試しましたが、14枚あるとエネが全くないことはほぼなく個人的に好きな点や、マリィ後やナイトウォッチャー後にトレーニングコートを使われたくないため不採用にし現物に変更しました。

【不採用カード】

・ザシアンv(けんのほうこう)
このカードはほとんど試してないため検証不足です。エネを好きなところにつけられるのは強いですが、序盤の霧の水晶やクイックボールで持ってくる優先度は、黒馬バドレックスv≫ザシアンだと考えているため、初手の手札にザシアンがないと出さないカードだと考えているためこのカードを入れる優先度はあまり高くないと思っています。
また、盤面が〈バドレックス3体以上・デデンネorクロバット・タッグチーム・マホイップorマーシャドー〉のようになることが多く、これらがザシアンより優先度が高いためベンチ枠的にも厳しいです。
初手のバトル場で出たアタッカーが手貼り2回とけんのほうこうで動くのは強いと思います。

・ガラルフリーザー(れいこくチャージ)
出したときに2枚エネ加速できるため打点を底上げできるカードになります。こちらも強いカードですが、ザシアンvと同じくベンチ枠の都合で不採用です。

・頂への雪道
雪道を入れた黒馬バドレックスデッキも多くあり、自身もこちらをよく使っていましたが、ミュウツー&ミュウGXをデッキに入れた際に抜けた枠になります。主にミラーやミュウvmax、ザマゼンタ系統に強くなるカードなのですが、クラッシュハンマーやタッグチームでなんとか戦えるため採用を見送りました。

・マホイップライン1-1
・クイックボール4枚目
・クラッシュハンマー4枚目
・リセットスタンプ2枚目
・ツールジャマー
・混沌のうねり
・ドローサポートおよび冒険家の発見など

これらのカードはすべて枠の都合で不採用です。
入れたいカードが多すぎて本当に枠がないです。
ただ、ドローサポートが6枚で心もとないため、増やすならマリィをおすすめします。

【対戦簡易レポート】

予選
1.いちげきゲンガーvmax ○
マリガンを見た瞬間いちげきゲンガーと分かり絶句。相手スタートがクロバットなもののゲンガー手貼り、デルビル1体と並び負け覚悟。途中で頂への雪道も貼られなおやばい。
こちらオーロット&ヨノワールGXをを育てナイトウォッチャーで事故らせるしかないと考え、そのプランにしたところお相手止まったため、ナイトウォッチャーやペイルムーンGX、クラッシュハンマーでぐちゃぐちゃにして勝ち。運がよかったです。

2.水軸ミュウvmax ○
マリガンで水軸と判断。後手だったものの、後1でクラッシュハンマーを決めエネを割ったところでお相手が1ターン止まる。止まったところで後2追加ホラーハウスGX、後3ボスの司令でミュウvを倒しテンポを取って順当に勝ち。

3.連撃ウーラオスvmax ○
スタートメッソンでわからなかったもののどんどんよぶからウーラオスが出てくる。ターン経過で悪エネがないことが分かり、ガラルファイヤーがいない純正のデッキであると判断。途中危なかったものの弱点を突いて順当に勝ち。

4.ミュウvmax ✖
先攻だったもののあまり手札も良くなく、ホラーハウスGXで時間を作れず。クラッシュハンマーも裏が多く、運の尽きを感じる。テンポを取られ順当に負け。

5.クワガノン ✖
途中で隣卓になっていたためクワガノンデッキと分かっての対戦。ミュウツー&ミュウGXとオーロット&ヨノワールGXをうまく使えれば勝てるマッチなため有利マッチと思い対戦。
こちらオーロット&ヨノワールGXスタートでいれかえ札も引けず。一発エレキブラスターをもらい、オロヨノがエネも準備できていないため風船をつけ1エネ切って逃げ、シャドーミストで時間を作る作戦に。しかし次の番ボスの司令&基本水エネルギーをつけられ、かみつく70点を受け、200+70点で
ちょうどオロヨノが倒される。その後はふつうのつりざおで戻しもう一度オロヨノを育てるも、エレキブラスターとクイックシューターで取られて3-3で敗北。ミュウツー&ミュウGXも最後までサイド落ちで引けず…。

6.三神ザシアンファイヤー ○
ふしぎなしっぽ入りのデッキ。マリィでハンド干渉しつつミュウを倒し、その後は追加ホラーハウスGXで時間を作りつつガラルファイヤーを倒し、投了をもらって勝ち。相手のサイド落ちなどもあり運がよかったです。

決勝トナメ
1.ミュウvmax(再戦) ○
決勝トナメ1戦目から再戦。クラッシュハンマーやお相手がなかなかミュウvmaxを引けなかったこともあり、テンポを取れて勝ち。運がよかったです。

2.スイクンフリージオ(配信)
オロヨノスタートで手貼りエンドの最悪なスタート。お相手もベンチ並ばずマーシャドーで殴るというゆっくりなスタート。オロヨノがスイクンに2パンされそうになり厳しい状況であったが、スイクン系統のデッキには入れ替えソースが少ないと考えていたためペイルムーンGXが刺さると判断。マリィからペイルムーンGXを打ち、いれかえられず倒すことができたため、テンポを取り勝利を確信したものの、マーシャドーを〈ガラル鉱山+フリージオ:カチカチロック〉で足止めされかける展開に。しかしここでジャッジが入り、使用した順番違いでフリージオがバトル場に出られずターンが来る。グッズロックされなかったため勝ち。盤面のエネルギーもすでに大量についていたため、逃げられずLO負けもあったところなので長引いていた場合は負けていました…。

3.悪軸連撃ウーラオスvmax(サブ配信) ○
お相手メタモンvスタートであったため悪軸ウーラオスと判断。先2でvへんげガラルファイヤーからサイドを取られ厳しいと感じたが、お相手手札が多かったため後2でミュウミュウからポルターガイスト。見事トレーナーズが多く、反動込1パン。その後はナイトウォッチャーなどでテンポを取り勝ち。
ガラルファイヤーが盤面にいない状態から〈キバナ+じゃえんのつばさ+手貼り〉で1ターンで起動されるが、ミュウミュウには弱点を取れない点や、返しにミラクルツインGXで反動込1パンできるため、このマッチではアタッカーとして優秀すぎました。

4.白馬スイクン(配信) ✖
デデンネorクロバットスタートしかない最悪なスタート。かつ先1で頂への雪道を貼られ泡を吹く。後1でポケモン通信からマーシャドーを持ってくるつもりがなぜかバドレックス。自分のプレイが意味が分からなくなり頭真っ白に。さらにふうせん2、いれかえ1のサイド落ちが分かりやばやば。
途中ゲンミミを出すか迷ったがダイランスで簡単に取られるため、手札に抱え、最悪ミュウミュウから技を使おうと判断。手札を抱えてかなり考えてしまったところをマリィで流されさらにやばい。その後もサポートやデデンネの噛み合いも悪くやばやばやば。あっという間にサイドを取られ敗北。ほんとにプレイング間違えすぎて恥ずかしすぎました…。

【まとめ】

今回名だたる強豪選手たちの中で準優勝という成績を修められたことを非常に嬉しく思います。いつも一緒に練習してくれるメンバーの皆様ほんとうにありがとうございます。また、たくさんの応援コメントもありがとうございました。
黒馬バドレックスは多くの型、カードが考察されており、人によって構築が変わるデッキの一つだと思うので、この記事を読まれた方はぜひクラッシュハンマーを試してみてください。
ご質問などはTwitterのDMまでお願いします。必ず返信させていただきます。
拙い文章ではありますがここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!







(クラッシュハンマーってカード、本当に流行らないでほしいです、本当に。表出されたとき顔が歪みます。本当に。)

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