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【予選11連勝!】マッドパーティ解説【横浜CL Best16】

※この記事は途中から有料となります。ご了承ください。

3回目の投稿になります。マコトです。
今回は2021CL横浜にてベスト16という成績を取ることができたため、そちらの構築及びプレイングについて解説していけたらと思います。

【まえがき】



おかげさまでTwitterのフォロワー様が急激に増加したため、改めて簡単な自己紹介をさせていただきます。
主な実績としては
・2021WCSロンドン権利獲得(37位)
・2020CL東京 Best128
・2020シティS1 優勝
・2020CL愛知 5-3
・2020シティS2 準優勝

・POG(PTCGO世界大会) Best32
・PTCGO limitlessQ3 54位        
などです。

普段は池袋、高田馬場、吉祥寺近辺でポケカをすることが多く、ジムバトル、一人回し中心の練習を行っています。
あと似ている芸人で言われたことがあるのがクールポコせんちゃんさん、波田陽区さん、バナナマンさん両方、サンドウィッチマン富澤さん、小藪さんです。

【今回の環境考察】



今回の大会は非常に難しく、三神には高速で展開しなくてはいけない、クワガノンがいることでコントロール寄りになる、ザマゼンタ、ジュナイパー、タチフサグマなどで詰みかねないなどと、考えねばならないポケモンが多かったように感じます。またジムバトルの環境を見ると、「ピカゼクが多いと思ったら次の日はセキタンザンが多い」「その翌日はルカメタが多い」などと、環境が混沌としていました。
そこで今回のTierを考えた際に下記のようになると感じました。

Tier1
三神ザシアン、小ズガドーン、ムゲンダイナ、ピカゼク

Tier2
セキタンザン、ルカメタ、ピカチュウVmax

Tier3
レッドパーフェクション、超ミュウミュウ

今回の大会は予選最大13回戦であり、11-2以上でないとトーナメントに上がれないため、試合の再現性が高いデッキが上位に行くと考えました。13回戦う上で事故負けは1回はあると仮定し、他の12戦中11勝以上できるデッキを選択しなければなりません。他の方のnoteではTier2にいるピカゼクはデッキとして事故が少ないと感じたことや、小ズガドーンにクワガノンが刺さること、不利マッチも「リセットスタンプ+ライライタンデムショック」による捲り性能があることからTier1に来ると予想しました。
三神ザシアン、ムゲンダイナも再現性が高く安定感があると感じたためTier1、小ズガドーンは再現性は若干劣るものの爆発力が凄まじく、あらゆるデッキにサイドレースで優位に立てる点からTier1と考えました。

セキタンザンは闘タイプが現環境に刺さっており、数は多いと予想しましたが、割と盤面にポケモンが並びづらい点、ミラーにおいて先攻ゲーになりがち、三神ザシアンが厳しめと感じたためそこまで上がってこないと思いましたが、実際には上位にも多くいた印象です。ルカメタは小ズガドーン以外にはかなり戦える点、ムゲンダイナなどに楽に勝てる点から強い方が使ってくると予想、ピカチュウVmaxは構築がまだあまり出ていないため上位勢が強い構築を持ってきそうと考えました。

【なぜマッドパーティを選んだのか】


今回のこのような環境の中でマッドパーティを持っていった理由としては「半ば環境読みを諦めた」からです。前述したとおりジムバトルに出るとピカゼク環境から1日後にはセキタンザン環境、その次の日はルカメタ環境と、日々変わってしまい自分の中でデッキ選択が分からなくなりました。
また練習していないデッキも多く、自分が回せるデッキがかなり少なくなってしまったため、日々のジムバトルで遊んでいたマッドパーティで出ようと当日の深夜2時に決まりました。
マッドパーティは友人同士で開かれた8月末の自主大会から使用し、1か月以上触ってきたデッキでした。Vmax、tagTEAM環境の中で非V、GXが高火力を出せる点が強力であると感じました。マッドパーティは極端に不利な対面は現環境あまりなく、ピカゼク、ピカチュウVmaxデッキに入っているクワガノンVや、セキタンザン、ルカメタデッキにはマオ&スイレンさえ防げれば有象無象のデッキに勝つことができると判断し、それらを踏まないよう願いを込め当日参加いたしました。

当日のマッチアップとしては


Day1
1.不戦勝〇
2.超ミュウミュウ〇
3.マッドパーティ〇
4.ズガドーンアーゴヨン〇
5.三神ザシアン〇
6.超ミュウミュウ〇
7.三神ザシアン〇

Day2
8.三神ザシアン(ヨネダさん)〇
9.三神ザシアン〇
10.小ズガドーン(配信卓テラダさん)〇
11.セキタンザン(beさん)〇
12.ルカメタ✖ 投了
13.ルカメタ(だんのうらさん)✖

トーナメント
1.セキタンザン✖


このような形でBest16で終了しました。
願いが叶い雷系統のデッキは一回も当たらず、予選11連勝で全勝1人になった後、ルカメタ2回に負け、トーナメントも1回戦負けという残念な形で終わりました。
配信卓で見られた方が多いかもしれませんが、セキタンザン、ルカメタに入っているマオ&スイレンを止めるミミッキュ(いやしジャマー)を採用したのですが、うまく噛み合わず負けてしまいました(後述します)。
不利な対面は勝てず、有利対面でしか勝てない「運が良かっただけ」になってしまったため、もう少し勝てたらと反省するばかりです。

【デッキレシピ】

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デッキコード:ppyypM-xtt1i7-RpyX2y

こちらが今回使用したデッキになります。トレーナーズウェブサイトにて公開されていますが、特に変わったカードの採用はあまりないと思います。


これより先はレシピの経緯、プレイング、当日簡易レポート、マッドパーティの対策などについて書かせていただきます。
デッキレシピは出てしまっているため、プレイングメインの解説を行いたいと思います。
マッドパーティは簡単なように見えて以外に練度が出るデッキだと感じています。この記事を読んで少しでもマッドパーティへの理解を深めることができたら幸いです。

それでは有料部分に移ります。


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