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自信がないならkindle本なんて出してはいけませんよ。

中山マコトです。
今日は喧嘩腰です。

noteとkindleの相性が良い事はこれまで何度も書いてきました。
と言うことは、noteを書いている人の中にはkindleで出版した人も沢山いると言うことになります。

で、noteの記事で「kindleで出版しました!」みたいなことを発表してる人が沢山いるんですが、僕には大いなる疑問があるんです。

疑問とは、「とりあえず出してみました」とか「自信は無いけど書いてみた」とか「スマホ一台でやれるか試してみた」みたいな記事が多い事です。

noteの中だけで記事を書いているうちはいいんですよ、それでも。

でもね、kindleとは言え立派な本です。
読む人は時間とお金を使って読むわけだし、その本に賭け、すがる人もいます。

が、そんな価値のある本を出したのに、あまりにも軽い感じが多すぎるんです。

「自信は無いけど出してみた」なんてのは、はっきり言って神をも恐れぬ言い分。
絶対に言ってはいけない言葉です。
本に対する冒涜(ぼうとく)です。
そんな本、誰が読みたいですか?

これね、照れも謙遜もあるだろうし、逆に、本当に自信がないのかもしれません。
でも、だったら出すなよ!

kindleは確かにどんな本でも基本的に受け入れてくれる仕組みを持ってはいます。
だからと言って、読者に対する責任とリスペクトの無い本を出す仕組みではないんです。

そもそも、kindleで出された本って、自分から取り下げない限り、ずっとネット上に残り続けるんです。
つまり、ネット上に晒(さら)され続ける。
その本の評価が、ずっと、即、書いた人の評価として残るわけです。

ここであえて著者と書かずに「書いた人」と書いたのは、そんなの著者でも何でもないと思うからです。

僕は、仮にkindle本であっても本を書くこと、出すことのキツさ、大変さを知っているつもりです。
少なくとも、ちゃんとした本を書き、出すとすればそうそう簡単にはいきません。

初心者が「自信は無いけど出してみました」程度の気持ちで挑むものではないと思います。

それは例え無料で読んでもらう場合でも同様です。
お金以外にも本は、色んなものを奪いますから。

中でも一番奪ってはいけないのは、本に対する期待、信頼です。
これだけは絶対に奪ってはいけない。
タダだから中身がしょぼくてもいいだろう!は無いんです。

これが紙の本だったら大変です。
出版社の編集者って厳しいですよ~。

僕は幸いなことにこれまで出会ってないですが、著者の鼻っ柱を軽々とへし折ってくる編集者、沢山います。
書くのをやめようか?とすら思わせる編集者、沢山います。

そしてその洗礼をきちんと浴びたうえで、しっかり乗り越えないと良い本なんて絶対にできない。

そうした苦労込みの出版です。
だから初版印税というご褒美をもらえるわけです。

自信のないまま本を出す。
それは、自分は自信のない人です!半端なヤツです!とアピールすることと同じです。

「私は、中途半端で、テキトーな本を出して平気な人なんですよ~」と宣言するようなものです。
これ、ある意味の、いえ、まごうこと無きデジタルタトゥーなんですよ。

紙の本でこれはあり得ません。
そんな自信のない本、半端な本をプロの編集者が、ビジネスでやっている出版社が許すわけがない。

この「自信がないけど出した」的な甘えは、kindle出版だからこそ出きる事。
いわゆる自費出版の会社でも、一応担当編集者がつくわけで、その編集者だって、それなりにアドヴァイスはくれます。

でも、kindleには編集者がいないから、こうした愚かなことがまかり通るし、許された感じになっています。

でもね、本の神様は許しませんよ、こうした行為は。

もう少し真面目に、真摯に、一生懸命立ち向かいましょうよ。
出版ってある種、荘厳なモノだし、場合によっては人の人生を左右したり、決めちゃったりもするもの。

ある記事を読んでとても腹が立ったので、その勢いのまま毒づいてしまいました。

気分を害した人がいたらごめんなさいね。

ところで、あなたもキンドルの記事を本にしませんか?

さて、あなたも、出版にチャレンジしてみませんか?
自信満々に胸を張れる本を出してみましょうよ。

noteを書いているなら、少なからず書く事に興味をお持ちだと思うんです。
その書いた財産を使って、出版に進むのもアリだと思うんですよ。
もし興味があるなら、中山マコトが無料相談やっています。
テーマ探し、業界の話、本を出すプロセスなど、すべてお教えしますよ。
どんな質問もOK。
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中山マコトプロフィール。
https://note.com/makotonakayama/n/nae07da271ea6






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