太った蟻(アリ)になっちゃってませんか?
中山マコトです。
「内部の当事者には蟻(あり)が象(ぞう)になったように見えるものでも、第三者の目には蟻が太ったに過ぎない。」
ある小説でこんなフレーズを見つけました。
ドキッとしました。
グサッと来ました。
このフレーズ、実に正鵠(せいこく)を射ています。
自分では大きく変化させたつもりでも、他から見ると、全然変わって見えない。
そんなことって多いですよね。
自分でもそれに気づかず、やっちゃってるかもしれないし、そういう勘違いをしている人、沢山います。
文章なんかもそうですが、本人は大きく変えたつもりでも、はたから見るとほとんど違いが分からない。
そういうケースがほとんどです。
文章も商品もサービスも・・・・
具体的に違って見えない変化=微差は変化とは呼ばないのです。
変化というのは、
”自分が思い込む”
ことではなく、
”他から違って見えて、初めて変わった意味がある”ものです。
思い込むのは危険です。
他からどう見えているのか?
どう見られているのか?
そこを常に意識するようにしましょう。
統計学ではよく、相対比較と言う言葉を使いますが、
”他と比べて、明らかに違って見えなければ、それは違いとは言わない!”
んですね。
そう、大事なのは、”他と比べて・・・・明らかに違って見える!”
と言う部分。
思う!と、見える!には無限の距離があるわけです。
自分の思い込みでは無く、客観的に見てどうなのか?
そこが勝負です。
ここ意識して下さいね。
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