「お手伝いできることがあったら、なんでもお申し付けください。」とか言ってない?

こういう言葉を名刺に書き、
初めて出会ったばかりの相手に対し、
出しちゃう人。 

私はこういう人を信じることは出来ないし、
仲良くもなれません。


理由は簡単! 
本気だとはとても思えないからです。 

根拠はこうです。

当面の相手、例えば私、
makinが相手であれば、
最近どんな仕事をしていて、
どんな領域に関心があり、
どんな行動をしているのか? 


それも分からないのに、
お手伝いも出来ないし、
お申し付けられも出来るハズもありません。

 つまり、
「お手伝いできることがあったら、
なんでもお申し付けください 」
という言葉は、
心の底から出た言葉ではなく、

とりあえず、
「相手が何か関心を持ってくれるように
仕掛けたエサ! 」
にしか感じられないわけです。

言い換えれば、
会う人誰に対してでも言っている、常套句。

引っかかってくれればめっけもの...
と思ってるんだろうな?
と見えてしまう言葉なわけです。 

人は敏感です。

そういう、常套句は一瞬で見抜きます。 

バレた瞬間、見抜かれた瞬間!
あなたは“地雷”
を踏んでしまうんです。 

上を目指す人は、
真摯に人と向き合うことを要求されます。 

いい加減と見られたらそれでアウト!
将来は消え去ってしまう可能性すらあるんです。


では、どうするか? どうすれば、
地雷を踏まず、本当の相談、
リアルな悩みを引き出すことが出来るのか?
と言えば... 

相手を知ることです。
調べること。

今はインターネットの時代です。 
インターネットの世界では、
いくらでも相手のことについて
調べることが出来るんです。 


例えば、私、makinの場合だと、
●最近、どんな本を出したのか?
●どんなテーマのセミナーを予定しているのか?
●どんな内容のメルマガを出していて、
●どんな雑誌に原稿を書いているのか?

なんてことに関しては、
ネットで簡単に調べられます。

こんなの、ちょちょいのちょいです。

だったら、その
「リアル」を切り口にすべきでしょう。

例えば、
「makinさんの新刊、
『○○が××する本』、
読ませていただきました! 

僕の知り合い達にもぜひ読んで欲しいと思い、
僕のブログ、読者はまだ500人くらいですが...
で紹介させていただました!」
と言う。


例えば、
 「○月○日の××セミナー、面白そうですね! 
参加します!!申し込んでおきました!」

とか、
「○月○日の××セミナー、
集客はいかがですか?
数人程度なら声かけることが出来ますが、
やらせてください!」
と、伝える。

これが、相手が欲しいことであり、
親身を伝える術です。

こう言われると、確かに嬉しいし、
”お!気が利くな~”と感じるわけです。

少なくとも、
お手伝いできることがあったら、
なんでもお申し付けください!
よりは何万倍もインパクトがあるし、
リアリティがあります。

言い方ひとつで伝わり方は大きく変わります。

相手の受け取り方が劇的に変わります。
これが言葉のチカラであり怖さでもあるんです。

さて、今、あなたはこう思ったかもしれません。

「makinは本を何冊も書いてるし、
ネット上には情報が沢山アップされている。
そこそこ有名人だから動向が分かるけど、
普通の会社員の場合だと
情報が手に入りにくいんじゃないの?」

それ、間違いです。
個人の情報が見つからなくても、
会社や店の情報なら見つかる。

少なくとも会社案内は
いつでも取り寄せることが出来るし、
会社とか店のホームページを
何度も何度も読み返せば、
多分、こういうことをしてあげれば
喜んでもらえるんじゃないだろうか"
という予測はつくはずです。

ひょっとすると相手の悩みとか、
どんな分野に関心を 持っているのか?など、
分かる可能性も大きいです。

それを解決出来る提案をすることで、
相手の方の”お手柄”にも貢献できる。 
ここが大事です。

この程度の当然の努力もせずに、
“なにかお手伝いできること...”
のような、
たまたまの出会い頭”をアテにしているようでは、
所詮、強い関係を持ってもらうことなど
あり得ないということです。

信頼され、深い付き合い、本当
の付き合い、
を手に入れるための絶対条件。
それは、”相手を知る事です。
興味を持って挑むことです。

知るからこそ、相手が真に望む、
痒いところ迄手が届くレベルのオファーが生れます。
それが強い関係を生む秘訣だし、
良い関係を作るための
最初のマイルストーンなんですね。

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