暖かい冬の日に 【詩】
暖かい冬の日に
梅の花が咲いていた
赤と白の2色の花は
道行く人の足を止め
わずかに口元緩ませた
脇のほうに落ちている
細い2本の枯れ枝が
雪だるまの腕だって
たった1人も気付いていない
日の当たらない道の端
だからこれからその腕を
拾って弔うことにした
近付いたときに赤い実蹴った
暖かい冬の日に
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暖かい冬の日に
梅の花が咲いていた
赤と白の2色の花は
道行く人の足を止め
わずかに口元緩ませた
脇のほうに落ちている
細い2本の枯れ枝が
雪だるまの腕だって
たった1人も気付いていない
日の当たらない道の端
だからこれからその腕を
拾って弔うことにした
近付いたときに赤い実蹴った
暖かい冬の日に
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