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【世界一周】1か月経って思うこと

こんにちは。まことみほの「まこ」です。

今は9か国目、インドネシアのバリの「HUBUD(Hub in Ubud)」というコワーキングスペースでこの記事を書いています。写真は、先ほどここで「ゲーミフィケーションとデザイン思考」というスキルシェアのワークショップに出たときのもので、いつまでもいたくなるほど快適な場所です。

さて、僕たちが6月2日に世界一周の旅に出てから、今日で1か月が経ちました。

毎日が本当にあっという間で、たくさんの出会いと、あふれるほどの刺激と、消化できないぐらいの学びと、言葉にできない感動があり、この機会をつくってくれた妻と、日本と現地でお世話になった皆さんには心から感謝しています。この旅があと11か月しかないと思うと、寂しさすらこみ上げてきます。

この1か月の間に感じた5つのことを備忘録として記したいと思います。

1. 否が応でも、メタ認知する環境の中で
 外国人しかいないところにいるため、日本人としての自分や、そもそも自分って何なんだろうとか何がしたいんだっけとか、考えることがよくあります。自分探しの旅かよと思われるかもしれませんが、否が応でも、自分をメタ認知する環境にあります。

 日本にいるときは、良くも悪くも、パナソニックやONE JAPANのおかげで、知ってくれている人たちも多かったのですが、もちろんこちらにいたら、誰も知りません。でも説明をしたら、面白いねとか一緒にやろうよと言ってくれる人もいます。

 自分はどうありたいか、何がやりたいか、何ができるか、何が必要とされているか、この問いへの明確な答えは出ていませんが、旅の中で、または、旅が終わった後も探し続けたいと思います。

2. テクノロジーの進化
 15年前の学生時代に旅していた時代と最も違うのは、VRとかブロックチェーンとかまでのことではなく、多くの人が「スマホ」を持っていること、です。 

 レストランやホテルを探すときにはグーグルマップを使い、タクシーのぼったくりを避け、安全性を確保するためにgrabを使い、カフェの店員やナイトマーケットの売り子たちも、客がいない時にはスマホを見ている。
 
 当たり前のことを言うようですが、これは本当に大革命。15年前、10年前には想像していなかった世界。さらにテクノロジーが進化していく10年、15年後はもっと違う景色になっているに違いありません。テクノロジーが、人類の可能性を前進させ続けていくのだと思います。

3. 「世界」の視点
 外国語大学出身でパナソニック時代も20代は海外マーケティングの仕事だったので、レベルは高くないかもしれませんが、世界視点で物事を考えてきたほうだと思います。
 ただ、言い訳半分ですが、人事に異動してから、また、One PanasonicやONE JAPANを始めてからは、日本で働く人や組織、日本独自とも言える風土を何とかしたいという思いから、「日本」にこだわっていた自分がいました。

 今、日本とは違う環境にいることで、世界の中の自分、世界の中の日本となり、これまでよりも視野が広がり、色々な視点で見られるようになったと思います。偉そうなことを言いたいわけではなく、世界は広く、政治、経済、歴史、文化、慣習など日々知らないことばかりです。それを素直に感じ、受け止め、学び続けたいと思います。
 
 単に学ぶだけでなく、世界で見聞きしたことを参考に、日本で、世界でこんなことをしたいねと、夫婦で勝手に妄想し合って盛り上がっています。そういう意味では、世界は僕たちに可能性や勇気、希望をくれます。

4. 後悔の無い日々を、生きていたか
 先ほども言った通り、毎日が本当に楽しくて刺激的で最高の日々ですが、
これは世界の旅だからか、というとそうではないような気がします。日本でも(世界一周の前に日本の旅はしましたが)日本中を旅したり、日本の面白い人に会いに行ったり、世界ではできない経験をしたり、もっと楽しい日々が過ごせたはず。
 
「今日が最後の日と思って生きてきたか?」
 その問いかけをしたときに、胸を張って「Yes」とは言えない自分がいました。

 「人生は一度きり、後悔の無い人生を歩む」
 僕が大事にしている言葉ですが、世界一周の旅も、日本に戻ってからも、後悔の無い日々を過ごしたいと思います。

5. 一人より二人の方が、100万倍楽しい
 夫婦で世界一周をしているので、当たり前ですが、毎日、妻と一緒にいます(笑)
 楽しいことばかりではなく、もちろんケンカもします。ここに書けないほどしょうもないことで、あーだこーだ言います(笑) 正直、ケンカをしている時はしんどいし、1人旅って楽だし早いよなぁと思ったことは(おそらくお互いに)何回もあります。
 でも、これだけは言えます。世界一周は、絶対に夫婦で行くのがいいです。オススメです。
 世界中で感じた喜怒哀楽をその瞬間に分かち合うことができて、体調を崩したときや1人だったら難しい場面でも、相棒がいることは本当に心強くて、心にしみます。
 
 "If you want to go fast, go alone, if you want to go far, go together."
 (早く行くなら一人で行け、遠くへ行くならみんなで行け)

 上記は、最近よく見かけるアフリカの諺ですが、僕はこう言いたいと思います。
 "If you want to go fast, go alone, if you want to go around the world, go together."
(早く行くなら一人で行け、世界へ行くなら二人で行け)

世界一周の旅の様子を投稿すると言いながらほとんどアップできておらず、友達からは「大丈夫?」「生きてる?」「世界の旅の様子、楽しみにしてるからね!」と言われる始末。
これからは、1か国目のマレーシアから遡って、旅の様子を書いていきたいと思います(動画も!)ので、楽しみにしていてください!

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

まこ
インドネシア・バリのコワーキングスペース「HUBUD」から