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【日本出発編①】胸いっぱいの、行ってきます。

こんにちは、「まことみほ」の「みほ」です。
「まことみほ」は、「まこと」「みほ」と私たち夫婦の名前をくっつけただけですが、「まこ」と「みほ」ともとれ、私は夫のことを「まこ」と呼んでいるので、ふたりで何をするときにはちょうどいいね!と決めました。

そして、この投稿は、成田からマレーシアのクアラルンプールに向かう機内で書いています。
そう、無事日本を出発できましたー!!

昨夜携帯の番号を預かってもらって解約してから自宅以外でwifiをつなぐ余裕もなく、結局一睡もせずに準備をして今朝7時頃自宅を出発。
わざわざ朝から成田に家族などが集まってお見送りしてくれて、チェックインでお別れする局面では、図らずも号泣してしまいました。

この一週間は特に、準備でバタバタだったのですが、壮行会を開いてくれたり、時間の余裕がなくなった後は、自宅に顔だけ見に来てくれたりする家族や友人知人たちに、めっちゃ癒され、励まされていました。

物理的には、最初はただクアラルンプールに向かうだけ…なのですが、いざここから世界一周と思うと、長年の夢が叶えられるということがこれまで楽しみでしかなかったのに、急に、重みや不安や寂しさが押し寄せてきました。
世界中で事故や事件が起きる度に、またネットで過去(特に旅人に)起きた悲しい出来事を検索して、自分たちを重ねて眠れなくなった夜もありました。
それから、夫婦で会社を辞めてまでしてするのだから、ただ楽しんで帰ってくるわけにはいかないのではないか、と誰も期待していないのに、勝手にプレッシャーを感じるような気持にもなったこともありました。

そんな中で、ふたりで決めたこと。
それは、どんなことよりも、命と愛情を優先するということ。

一年間世界一周をしていたら、必ず、色々なことがあると思うけれど、どんなことよりも無事に行って帰ってくることを一番大切にしようね、と。

旅はなかなか計画通りにいかないことばかりかもしれない。
行きたいことに行けないことだってたくさんあるかもしれない。
大切なものを盗まれたり、壊したり、ぼったくられたり、怖い目にだって合うかもしれない。
長旅に疲れちゃて体調を壊すかもしれない。
そういうときにどう行動するかの基準は全て、お互いの命の安全と健康、そして、仲良くいることだよね、と。

そして、今日家族の顔を見て、どんなときも私たちの味方でいて応援してくれる大切な家族を悲しませることだけは、絶対にしたくないと、改めて心に誓い、「気をつけて行ってらっしゃい」の温かいハグに涙が止まらなくなってしまったのでした。

ずっと夢だった世界一周。
その出発地点に立てたのは、支えてくれる家族や、家族のように思ってくれる友人知人たちのおかげです。

大切な人たちに心配かけないように細心の注意を払いながら、楽しんでこようと思います。

ちなみに、世界一周の荷物のパッキングを一夜漬けでやろうとした私がバカでしたが、夏服も冬服も水着からダウンコートまで、また洗濯グッズやらコンタクトやらマラリアや高山病をはじめとする様々な病気の予防薬やら、新調したmac book proやらipad proやらミラーレス一眼やらドローンやら一年分を詰めようとしたら、思っていた以上にかさばりまくり、今朝自宅を出なくてはならない時間までにバックパックに収まるどころか、いつも使っている大きい方のスーツケースにも入らず、精査もできないままに、えいやっーとスーツケースをふたつ連結して空港に向かうことに。

その機動力の悪さよ。。

それに比べて、まこはなんと、ガジェット系はほぼ彼が持ってくれているのに、2、3泊するような機内持ち込みのスーツケースと普段使いもできるリュックのみという身軽すぎるスタイルを実現していて、びっくり。
私のスーツケース二個持ちスタイルは成田に行くまででさえ運ぶのを手伝ってもらわないと難しくて、荷物のせいで身動きできない旅なんて嫌なので、空港で最後まで母に手伝ってもらいながら中身を精査しなおして大きい方の一つにギリギリまとめることに成功。。

過去にインド3週間ならバックパックで、ヨーロッパ1ヶ月はこのスーツケースで旅していたので、そのどちらかに詰めれば大丈夫だろうとタカをくくっていたら、オールシーズンの衣服、旅のスタイルも節約からちょっと奮発まで、宿泊の仕方も様々、移動も陸路からLCCからビジネスクラスまで予定していたら話が全然違うんだと思い知らされました…。

そんな中でのまこの潔さったら。
自分の荷物で精一杯で彼がどう詰めたのかわかりませんが、後で全容解明してもらいたいと思います。

ところで、前回書いたように、この旅は、世界一周航空券で取れる分だけ奮発してビジネスクラスにしたのですが、まこは初めて、私は一度アップグレードで経験したことがあったのみのビジネスに感動しっぱなし、出発前に駆け込んだサクララウンジのJAL特製カレーは、長らく食べていない空腹状態だったことを鑑みても、噂通り相当の絶品でした!

機内食も美味しくサービスも最高で超快適で、あと10時間くらい乗って爆睡したいところですが、まもなくクアラルンプールに到着です。

バタバタでしたが、無事旅をスタートできたことに、ひとまず乾杯!