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6月議会の質疑と答弁

だんだんと暑くなってきています。
五城目町に移住した当初2016年は真夏の昼間は暑かったけども
それでも34~35度ぐらいのイメージで
もうちょっと涼しかった思い出があります。

五城目町は、ここ最近2018年は36.7度、
2019年、2020年はともに最高気温が38.1度となり、
毎年のように観測史上の最高気温を更新しています。

温暖化とともに、農作物の影響や生態系の変化など
色々な影響も今後出てくることが想定されます。

そして、温度だけではない自然や動物と人との関係が生み出す
ウイルスは、100年に一度程度これまでも発生してきました。

ここ1年半ほど、コロナウイルスの影響で地域経済含めて
多大な影響を受けており、その点についても今回質問させていただきました。

震災や大雨などの水災害は人間には避けることのできない天災です。
だからこそ、人間が工夫できる部分、例えば社会制度や
再雇用のための施策、地域図書室の放課後利用などについて
進めていくことが重要であると改めて感じる日々です。

コロナ対策でワクチン接種に関わる医療従事者、
町役場職員の皆様に心から感謝です。

それでは、私の質疑と町からの答弁です。


1 介護保険の受け皿について

 (1) 五城目町の介護保険の受け皿となる介護従事者は常に募集状況にある。現場からは、コロナ禍において離職を余儀なくされた五城目町民の中で介護職を希望する人へ五城目町から初任者研修費用(約10万円)の支援などを望む声がある。町としての対応は。

町長:
令和2年9月定例会で工藤政彦議員からもご質問がありましたが、全国的に介護人材の不足については、超高齢化と生産年齢人口の減少により、今後さらに不足することが見込まれるところであります。
今後、介護人材を質と量の両面から確保することにより、介護が必要になっても、地域で安心して質の高い生活のできる社会の実現を目指すことが必要と考えております。
県内でも受講料などの助成を実施している自治体や地元の介護事業者に就職予定の高校生に対して全額助成している自治体もあることから現在内容について検討中であります。


2 わーくる の児童の放課後利用方法について

 (1) 放課後に自宅へ戻らず直接、児童が「わーくる」にて読書などの活用ができないという指導が学校からされているとあるが本当か。
(2) 子どもたちにとって利用しやすい場所を目指す「わーくる」が放課後に使いづらい場所になっているのではないか。
わーくるのモデルとなっている東成瀬村に確認したところ、東成瀬小学校では図書館と児童館が学校に併設されているため、どの子どもが放課後どの場所を何時まで利用するか保護者からの書類申請(毎日)があれば自宅に帰らなくとも、そのまま地域図書室で受け入れが可能となっている。
五城目小でも、保護者から書類などを活用し、学校と地域図書室が児童生徒の安全管理情報を共有し、放課後に直接「わーくる」にて受け入れ、地域の学びの拠点となるよう改善を行えないか。
※書類のやりとりよりは、googleフォームなど無料のICTシステムを活用して保護者の利便性を高めることで情報共有もスムーズに運用可能だと考えます。


教育長:
今年4月に開室した地域図書室「わーくる」は、町内外からの利用者があり、大変好評を得ているところであります。
改築した五城目小学校の敷地内に隣接した地域図書室ということで、世代を超えた利活用が期待され、今後においても利用しやすい地域図書室を目指しているところであります。
学校の立場では、生徒指導の一環として、「わーくる」の利活用について話題となったことはありますが、現在は放課後の居場所作りとして、子供たちに利用していただいております。
町としては、児童の下校時に利用しやすい保護者にチラシを配布するなど、環境を整えているところであり、入室を制限するような指導をしておりませんのでよろしくお願いします。


「わーくる」の利活用に当たり、五城目小学校児童の保護者に対してチラシを配布し、周知させていただいているところであります。
そのチラシの内容に、下校時の利用については、保護者が了承のうえ利用できると記載されており、現在のところは申請がなくても児童が利用できる環境となっており、スポーツ少年団の活動時間前にわあくろりをしている子供も実際おります。
 町ではすずむしクラブやわかすぎクラブといった放課後の児童の居場所作りの拠点があり、「わーくる」の利用とあわせて児童の安全・安心を目指しております。
今後においても、地域の学びの拠点としてご利活用させていただければありがたく、ワーク外出を子供たちに愛されるよう努めていきたいと考えておりますのでご理解願います。


3 コロナ禍を受けて、町の働く場の確保を

 (1) 5月28日に秋田ホーセの全工場閉鎖が秋田魁新報に掲載された。五城目町民の従業員も多いため、今後の働く場の確保や手厚いサポートが必要だと考える。町としての対応は。


町長:
町としましては、県、ハローワークおよび産業雇用安定センターと連携して離職される方の再就職を支援してまいります。
そのために6月1日に県知事に対し、再就職および企業誘致の支援を要請しており、間もなく開催されます秋田地域雇用対策連絡会議において協議されることとなっております。
離職にあたり、ハローワークが離職者に対して行う説明会に同席し、健康保険の手続き、減免制度などにつきましても、丁寧な説明を行い、また様々な助成活動助成事業などを活用して、再就職を希望される方の支援をしてまいります。

4 コロナ対策について

(1) 一事例ではあるが、東京都墨田区では、6月1日に16歳以上の全区民に接種券を発送し、60~64歳が6月28日から。40~59歳が7月6日から。16~39歳が7月20日から。それぞれ前倒しのワクチン接種を行う予定とのことである。
現在の進捗状況を踏まえて五城目町でも64歳以下の前倒しワクチン接種は可能か。


町長:
64歳以下の方への接種券送付は6月下旬以降を予定しております。
今後、県医師会の協力が得られ、高齢者のワクチン接種が急速に進み、一定程度接種の見通しがついた段階から、基礎疾患を有する方の先行予約を開始し、順次それ以外の方への接種も進めてまいりたいと考えておりますが、現時点では8月上旬ごろとなる見込みです。

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