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12月議会の質問内容

12月に入り、五城目でも雪がちらついてきました。
今年は2月ごろからコロナに左右された一年であり、
オンラインも含めた新しい生活様式へと大きく変化した一年でもありました。

その2020年12月議会はこれまで(私が参加したことのあるこれまで3回の議会の中では)最多の8名が一般質問することになります。

議員が日頃どのように議員活動に取り組んでいるのかを図る
1つの指標が議会質問です。

この議会質問を行う人が多くなること、
そして、様々な角度からの質問や
より深い対話へとつながる質問内容が生まれていくことは
よりよい町政にとって重要であると考えます。

今回質問予定の項目は下記を御覧ください。
議会終了後、12月中旬には映像にて配信されます。


1、母子モの利用状況について

(1)2019年に導入された母子モの利用について、導入から1年が経過している。この間の保護者の利用状況などについて把握し、当初の目標KPIに達成していないようであれば今後の改善および他のツールなどとの比較も同時に行うことが望ましい。
そこで、ユーザー(妊産婦さん)の母子モの利用状況として、登録ユーザー数は何名か。また、よく使われている機能は何か。
行政側の機能として、母子モを具体的にどのような使い方をしているか。情報配信の頻度はどのくらいか(月に何回程度利用しているか)。他の情報配信方法と比較しての評価は?(妊産婦さんへの情報伝達率が高い など)
また、導入にかかった費用と、継続してかかるランニング費用はいくらか。

2、RPA(Robotic Process Automation)の導入について


(1)職員数や人口が減少する中で、行政が担当すべき社会課題は増え続けている。この状況をサポートするための民間への効率的な業務委託やRPAの導入が必要である。
現時点で、町役場運営業務における業務委託やRPAが導入できる箇所を具体例含めてすべて挙げてもらいたい。挙げることができない場合、いつまでに検討可能なのか(また、奈良市や神戸市のRPA導入事例なども参考にしてもらいたい)

3、ヤングケアラーの把握について

(1)15~29歳以下で家族の介護や世話をしている若者は全国で約21万人。(平成29年就業構造基本調査より) 五城目でも、世帯の高齢化などヤングケアラーの持つ課題は今後更に深刻になっていく。埼玉県のように中高生の実状をアンケートにて把握する、もしくはスクールソーシャルワーカーによるヒアリング調査により五城目町のヤングケアラーへのサポートが必要になってくる。五城目町はヤングケアラーの実数は把握しているか。もし把握していないとすれば、どのような方法で今後把握しサポートしていくことができるか。

4、これまでの質問内容の進捗確認


(1)6月議会で回答があった「五城目町学校ICT整備導入計画」はGIGAスクール構想の実現も含め次期計画策定の準備は、Code for Japan や code for akita、秋田県デジタルイノベーション室など外部の専門家などの意見も聞いて進めるほうが望ましいがどのように進めているか。

(2)同じく6月議会で質問した内容「児童生徒一人一人の状況に応じた学習支援の在り方、新校舎や図書室の活用も含め、多様な教育機会の確保や学びの場の提供についての方策を進めていく」とあるが、現在学校外での学習を出席単位に読み替える措置が学校で行われており、教育機会確保法に向けてより一段と進んだ対応が五城目小学校では行われている。今後、教育移住施策に向けて、多様な学びを確保するために進めている検討内容は。

(3)同じく6月議会で質問したオンデマンド型モビリティについて市販車での自動運転レベル3が実現され、自動運転に向けた自治体レベルの条例整備、法整備が今後必要となってくる。今後の5カ年計画にもその内容を見据えて記載を行っていく必要があると思うが、検討状況はどうなっているか。

(4)9月議会で質問した「ICTの学びへの活用についての具体的な構想や目標設定」の具体的なKPIは出ているのか。

(5)9月議会で質問したグローバル人材育成のために、ICTを活用した交流の仕方や外国語教育など、子どもから大人まで一貫した教育プログラムの調査研究結果はどうなっているか。

(6)9月議会で質問した(先程のRPAの質問とも連動するが)医療、介護、保育などのICTの導入による行政サービスの向上検討の短期、中期、長期的展望に沿った具体的なロードマップの作成はどうなっているか。

(7)9月議会で質問した地域図書室運営に向けたKPI策定はどのようになっているか。


5、これまでの町政運営について

(1)4期16年間の町政運営について、出来たこと、出来なかったことは何か。また、今後五城目町にとって中長期的に必要な施策や決断すべき事項は何と認識しているか。
また、次の町長選挙で争点となる政策(マニフェスト)は何になると考えているか。

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