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MP-101無線リモコンキットを、雲台なしで無線LANCリモコンとして使う

先日、MP-101無線リモコンキット(通称“加賀式雲台”)を、電動雲台MP-101なしで、LANCの無線リモコンとして使えないか? というお問い合わせをいただきました。

雲台側制御ユニットはMP-101より電源を得ているため、通常ではMP-101なしでは動かないのですが、MP-101への接続端子から電源を供給すれば使えるとはお伝えしました。

モバイルバッテリから給電する

MP-101の接続端子は以下のようになっているので、図の「Power Supply」「GND」に接続されている雲台制御ユニットのピンの間に4.5V〜9V程度給電してやれば問題なく動きます。

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USBから給電する前提で実際に作ってみたケーブルです。消費電力が小さめなので、モバイルバッテリによっては途中で給電をやめてしまう可能性がありますが、写真のCheeroのバッテリでは問題なく稼働しました。

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そもそもLANCって電源供給されているわけで

考えてみたら、LANCのリモコンって電源なしで使えるのですが、カメラ側から電源が供給されています。通常は5Vが給電され、カメラとリモコンはシリアルで通信しています。

ということで、自作キットの基板を利用してLANC専用バージョンを作ってみました。回路図などは特に示していないので、わかる人向けですが……。

基本的には、「MP-101無線リモコンキット:雲台側ユニット(LANC版・自作キット)」の組み立てマニュアル記載の回路図をみながら、MP-101の制御に必要な抵抗・トランジスタ・DINコネクタを半田付けせず、LANCのVCCとDINプラグの4番ピンを接続する形になります。

くれぐれも、MP-101とLANCの両方から電源が同時に供給されるような配線にはしないでください。

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そもそもLANCからどれくらいの電力を得てよいのかについては、特に規格はないと思われるので、カメラによっては動かない可能性があり、本来ならLEDを点灯しないようなファームウェアにしたほうがよいかもしれませんが、とりあえず手元のキヤノンXA35では特に問題なく使用できました。


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フリーのWebエンジニア&映像配信屋さん。Webサイトのシステムの設計・プログラム開発、映像配信を生業にしております。また、映像配信に必要なデバイスの自作&販売もしています。クラフトビール好きで地下アイドルヲタク http://project92.com

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