新作の三つ編みブレスレット
4月末にポップアップしました
イベントの概要
先日ひさしぶりのポップアップイベントを熊本でやらせていただきました!
販売会というよりもブロックの仕組みとアクセサリーを楽しんでいただこうという趣旨で行っていました。
楽しんでいただけたようで見てくださった皆さん笑顔で帰っていただけました。また、なんだかんだご購入してくださる割合も多く良いポップアップをすることが出来たようで嬉しかったです。
その中で気づいたこと
イベントの中でよく興味を持ってくださったのは線香花火ブロックを使用したアクセサリーとフラワーバッグでした。
フラワーバッグはアクセサリーは着けないけどもバッグとしてやインテリアとして植物を飾るのに良さそうということで興味を持ってくださいました。
(今回はメインではないのでフラワーバッグの詳細はこちら
https://makotoiwaki.fashionstore.jp/p/00002)
線香花火ブロックの方はネックレスやマスクストラップが人気でした。
(ネックレス:https://makotoiwaki.fashionstore.jp/items/46655882
マスクストラップ:https://makotoiwaki.fashionstore.jp/items/67056021)
中でもアクセントになる色味のフラッシュイエローやオレンジが人気で、線が細くシンプルでアクセントになるアクセサリーをお求めの方が多いようでした。
ただ、MAKOTO IWAKIのアクセサリーは線が細いアクセサリーの種類が少なく、ブレスレット類は特に「面白い作り」とだけ楽しんでくださったようで大ぶりなので身につけることまでは考えていただけないものが多かった様子でした。
馴染みのあるアクセサリー
皆さんはどんなアクセサリーに馴染みがありますか?
勝手な予想ですが、ゴールドやシルバーの細いチェーンで小さいチャームのネックレスや、繊細な模様のブレスレット、あとは花をモチーフにした小さなピアスなどが多いのではないでしょうか?
変わったファッションが好きな方は樹脂の大きなバングルや、ポップな幾何学的な造詣のピアスだったり、トワレグ族のアクセサリーのような少し主張の強いシルバー系のブレスレットなどでしょうか。
私の場合は、自分が作っているアクセサリーを除くと、イメージとしては上記のような物が思い浮かぶのですが、身につけるとしたら樹脂製の太めのバングルくらいです。
というのが、私は硬い素材や重量のあるような装着感のあるアクセサリーが苦手でそれもあって布製のアクセサリーを作っているというところがあるためです。
また、アクセサリーはアクセントとして使うのではなく、コーディネートのカラーバランスや印象づくりの補助に使うことが多いので服や肌と馴染みの良いものを使うことが多いです。
別に「私は普通と感は性が違うんザマス!」と言いたいわけではなく、こういった感覚の違いが大きく出てしまっていたなーという反省点と良い気付きでした。
そんなに世界の事情に詳しいわけではないのですが、日本の人は特にアクセサリーは主張の強い大ぶりのものを身に着けないという話を時々聞いていたのですが自分の感覚だけで作ってしまっていました。
使いやすいけどシンプルすぎないブレスレット
線香花火ブレスレット
反省をしたところで、早速作ってみようとどんなものが良いか考えてみました。
線が細いけどアクセントがあったほうが良いということで使うブロックは一番評判の良い線香花火ブロックで作ることにしました。
一応線香花火ブロックを使ったシンプルなブレスレットはあるのですが、それとはまた違った雰囲気にしようと考えました。
↓がそのシンプルなブレスレットで、単純に1本ぐるっと巻いただけのとっても簡単な作りです。
でも意外と程よいポイントになって楽で安くて使い勝手のいいブレスレットなんですよね。
本当にシンプルな物がいい方はこのブレスレットがちょうどいいのかなと考えるのですが、なんというか作られている感がもっとほしいという方には物足りないですよね。
三つ編みしてみた
少し複雑な作りにするとしたら複数パーツ使う必要があるのですが、線香花火ブロックを繋げて紐をぐるぐる腕に巻くだけなのは違うけど、紐を束にするとまとまりがなくていまいち綺麗じゃないと思い、とりあえず三つ編みにしてみました。
これが良かったです。
レザーのアクセサリーなんかでよくありますが少し牧歌的な仕上がりですが、素材感がレザーとは違いポップさがプラスされて独特な雰囲気になりました。
あとはただ三つ編みしただけだと両端がバラけて解けてしまうのでそれを解決するために、3本それぞれ穴に通しあってから三つ編みしてみると小花が連なったまるでシロツメクサの花冠のような雰囲気になりとてもかわいく仕上がりました。
ウルトラスウェード製はよりレザーに近い雰囲気ですが、スウェード調の人工皮革ならではの独特な風合いが高級感を出し、デザインの程よい可愛さとのバランスで落ち着いた雰囲気で男女ともに使いやすいブレスレットになりました。
フェルトで作るとまた柔らかい風合いが加わり違った印象で良いですね。
弾力のある素材なので三つ編みもこちらの方が綺麗に仕上がり高級感がより増します。
1本違う色を混ぜることで単色の落ち着いた雰囲気とは違った、リズムのあるポップなブレスレットに仕上がってます。
もう1色赤黒フェルトで作ってみましたが引き締まった華やかさが際立っていい組み合わせです。
こんなアレンジも
三つ編みブレスレット×2+線香花火ブロック×1を組み合わせるとこんなものにも変身します。
何でしょうか。
答えは
ヘアーバンドになりました。
少しティアラ風でもあり可憐な雰囲気がありとても可愛いですね。
シンプルなアクセサリーだからこそ色々な使い道がありそうで、アレンジを楽しんで見るもの楽しそうな可能性のあるアクセサリーでもあります。
また、作り方も簡単なので気兼ねなくバラして先に紹介したネックレスやマスクストラップとして活用することだって出来ます。
逆に言えばネックレスやマスクストラップをお持ちの方は下記の動画の通りにすると作れます。
作るときのこつは意識しないで三つ編みすることです。(個人の感想です)
三つ編みって無意識で作るとリズムよく綺麗に編めるのですが、上手くやろうとしたり手順考えながらやると迷子になって間違える不思議です…。
ちなみにヘアーバンドはただ繋げているだけなので三つ編みブレスレットが作れれば簡単に作れます。
ついでにネックレスとマスクストラップの作り方も掲載しておきます。
三つ編みで使っていると解いたときに癖がついちゃうと思いますが、ある程度アイロンで元通りになるので安心してください。
最後に
三つ編みするだけで簡単に装飾性が生まれるのは面白いですね。
自分が気に入るものを作ろうとするよりも、誰かのために楽しんでもらえるものをと考えるとより良いものが作れるのが物創りの面白いところだと思います。
自分がおしゃれを楽しむためだけにではなく、誰かのための自分の想いを込めたアクセサリーを手軽に作ることが出来るのもMAKOTO IWAKIのアクセサリーの良いところだと思っています。
こんな事最後に書くのはどうかと思いますが、なんなら適当なかわいいリボンやヒモをただ編むだけでも可愛いブレスレットが手軽に作れちゃったりします。
物創りって案外簡単にできちゃうものもあるので色々な人のおしゃれを通した楽しいが増えたらいいなと願っています。
ぜひ皆さん、着て、作って、楽しんでください。
三つ編みブレスレット
フェルト:
ウルトラスウェード:
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