もしDAO立ち上げに4回関わった人がDAO本を書いたら
始めまーす!!https://t.co/DjbVUzC8YU
— enmai.btc | DAOで生計を立てる ∞ 🇯🇵 (@enmai114) December 8, 2021
昨日著名Web2起業家のけんすうさんと言う方をゲストに招いた「スペシャルゲストけんすうさん!!-DAOでサービスを創る-」というツイッタースペースがあったので楽しんで聴いていました。
ただ話を聴いていて、基本的にあまりDAOについての情報が(特に日本語では)あんまりないのかなと思いました。特にDAOに参加しただけでなく、自分で立ち上げた一次情報が圧倒的に少ないようです。そこで2016年のTheDAOに参加しただけではなく、今までDAOの立ち上げに4回携わったことのある私の一次情報を本にしたらどんな感じになるんだろうと思って目次だけ作ってみました。もし反響が出れば実際に本にするかもしれません。
著者について
イーサリアムに2016年から関わっており、現在Ethereum Name Service(ENS)というプロジェクトでブロックチェーンエンジニアとして働く傍らKickbackというミートアップサイトや、落書きNFTアーティストとしても活躍中です。今までのDAO関係の関わりとしては
2016年にTheDAOというプロジェクトが立ち上がった時にDAOトークンを購入。その後のハッキング事件に巻き込まれる
2019年にDevCon大阪というイーサリアムのカンファレンスがあった際、「DAO関係のカンファレンスをDAOで企画したい」という思いからOrochiDAOを立ち上げる。MetaCartelDAOから10イーサ(当時二千ドル程度)を調達し、ほぼ飲み代で使い切る
2020年にTheGraphプロトコル(ブロックチェーンデータのAPI化サービス)がトークンローンチした際「キュレーター」プログラムに参加し、トークン給付金を受ける
2021年4月にForeFrontというソーシャルトークンニュースサイトのトークンローンチにローンチ要員として呼び出され、エアドロトークン配布に関わる
2021年5月にGitcoinというクラウド寄付サイトがトークンローンチされた際、スチュワード(トークン投票権の代理人)にノミネートされる
2021年7月にChillaxDAOというイベントオーガナイザーのためのDAOを作る
2021年11月にENSのDAO化にコアコントリビューターとして関わる
以上が私のDAO歴です。最初はただのトークン購入者だったのですが、徐々にキュレーター、スチュワードというよりアクティブな参加者として関わり、次第にトークンローンチにメンバーとして関わったり、自分が発起人なるところまで経験しました。Orochi, Chillax, ForeFront, ENSの4つプロジェクトに立ち上げから関わったことになります。 そんな私が本を書いたらこんな見出しをつけれるかも
DAOの歴史
2016:TheDAO
2017〜2018:DAO暗黒期とDAOフレームワークの台頭
2019:Slaying The Moloch、 パブリックグッズファンディングとトークンを必要としないDAOの登場
2020: Defi Summer とフェアローンチ
2021:Jpeg Summer とコレクターDAO
DAOの種類
既存サービスのガバナンスのDAO化
コレクターDAO
サービスDAO
DAOケーススタディ
小規模目的特化型DAO: Orochi/ChillaxDAO
中規模ソーシャルDAO: ForeFront/FriendsWithBenefit
既存サービスのDAO化 Gitcoin/ENS
DAOツール
お金の管理:Gnosis Safe
オフチェーン投票:Snapshot
ガバナンス代理:Vote With Tally
トークンゲート:Collabland
貢献の可視化:SourceCred, Coordinape, Dune Analytics
All in One: DaoHaus、OpenZepellin Governance
DAO化する際に考慮する事柄
資金調達
トークンかNFTか
トークン配布
ツール、フレームワーク選定
コミュニティ管理
どうでしょう。興味そそられましたか?多分これだけ書こうと思ったら年始年末潰す必要が出てくるとおもうので結構覚悟が入りそうです。クラファンとかしないとやる気出ないかな?
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