畳の上げ方

畳は団地サイズの場合五尺八寸の五八間サイズのことが多く、尺貫法で作られたものなのでメートル法に換算すると微妙に数値がずれる。
五八間、本間、京間と主に三サイズの規格が畳にはある。JAS(日本農業規格)の等級表でも幅と長さに5センチほどの差があって規定されている。しかも長さと幅とは3倍までの整数倍設定である。
六畳間や四畳半間の場合、真ん中の畳から上げて行って最後に上げた畳から戻して嵌めないとちゃんと嵌まらないようになっている。
畳は一畳の面積が微妙に寸法が違っているので、上げた順番の逆順で戻していかないとちゃんと嵌まらない。それは家屋の寸法にもよるがメートル法で設計施工されている部屋に尺貫法の畳を嵌めるので寸法にずれがあるからだ。
上げる時はマイナスドライバーで側面から角にむかってドライバーを差し入れて角でマイナスドライバーをてこにすれば比較的容易に上がるようになっている。