JASRACが著作権を扱うことについて思うことのいくつか

わし、長崎の鐘の歌詞をブログに全文引用してそのブログは非営利で、聴衆からお金を得ず、実演家にお金は入っとらんが、ブログに削除要請きたんで削除したよ。JASRACは著作権法38条1の要件全部満たしても自由利用の削除しろと言ってきまっせ。
それが理由でわしはブログをアカウント退会して別のところでブログをつけ直したんで。JASRACは楽曲の自由利用の要件全部満たしても削除要請しにくる連中ですからね。ブログサービスに迷惑かけたらいかんて思たんや。
それでも、歌詞を全文引用つうのはあんまりやったらいかんことでの。引用した理由も書いて全文引用したんやが、わしのルーツに関する事柄に長崎の鐘は関係しておった。広く発表された作品を感情を込めて扱うことに銭を要求していいことと悪いこととがあると思うで。

ただJASRACの社員待遇と業務量をみると相当な過重労働である。ブログサービスに包括契約交渉だとか、削除要請という業務をみだりに発生させない方が業務は減るはずである。ブログサービスが包括契約に応じない場合もある。
JASRACと包括契約を結んでいるブログサービスがことごとくわしがあまり使いたくないところで、包括契約を結んでいないブログサービスも無料利用だったので、JASRACに支払わなければならなくなるような発信をブログサービスはJASRACから削除要請あったから削除してほしいと言ってきたのは、JASRACに支払う金がまるまる損益だったからでもあったろう。

JASRACってまあそういう理由でわしはあんまり関わりたくないねん。
まあだからネットに歌詞を全文引用つうのは、きちんとした蓋然のない場合にはせぬよ。JASRACも少し著作権法38条1の自由利用のケースで削除要請つうのは控えた方がええんちゃうか。
mixi日記の歌詞を引用つうのんは大半は著作権法38条1の自由利用のケースやと思うで。

人の中には人の作った歌詞を鑑賞して感情が動き、その感動を言語にしてネットに記しておきたいという人もいる。そもそも歌いつがれる歌は感情が動くから人が口ずさむ。それだからそれをビジネスとしていない人の発信には楽曲の自由利用が認められておる。JASRACは基本的人権をなんと思う。