メアリと魔女の花

アニメは産業なので、ある時に産業の中核が世代交代して続いていく。
先代の遺した遺産というものがある時に、次代がその遺産を活用できると、作るものがやはり魅力を持つようになる。
メアリと魔女の花は、そういう次代が本格的に作ったものだったようで、このような様子で今後もこの次代は産業として作品を発表していくのであろうと思わせるものであった。
ジブリの次代はポノックということである。
メアリと魔女の花は分かりやすく、全体として明るい感じであり、話に引き込んでいくものもあって、面白かった。

追記 2017/8/9
宮崎駿がスタジオジブリのことを履物店でいえば下駄屋であり街に下駄屋が一軒だけになったら皆下駄に用事の時はその下駄屋に買いに来る、と言っていた。その街にたった一軒の下駄屋が潰れて、下駄に用事の人間たちがいるのであれば新しい下駄屋が開店する。それがスタジオポノックではなかろうか。

追記2017/8/13
次代が生まれて自分でやりだしたからと言って先代がやめてしまうまでに先代ももう一仕事ということもあるからスタジオジブリもアニメを作りスタジオポノックもアニメを作る。