篆書体の公印

尼崎のある小学校で過去4年間、違う小学校の公印が捺印された卒業証書を卒業生に渡していたことが今年、児童から小学校名が違うという照会があって調査したところ違っていたことから明らかになった。

想定される原因①
間違えた印鑑は校長が前任校から持ってきて捺印したもの。
想定される原因②
作成した卒業証書はデジタルデータの印刷物で、印影データを作成するとき学校名を間違えた。
想定される原因③
作成した卒業証書はデジタルデータの印刷物で、印影は実際の公印の印影をスキャンしたもので、違う小学校の公印の印影をスキャンしてデータを作成して使用した。

卒業生は一生その卒業証書を保管するかもしれず、間違いに気がついたのなら小学校は過去4年間の卒業生に連絡して希望するなら正確な卒業証書を作成して差し替えたいがというお願いをするべきではないのかこれは。
作成する際に篆書体ジェネレータなどで印影が正確なものかを確認することを怠った明らかすぎるミスであると思うのだがな。