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コオロギ食について

世界で昆虫食、特にコオロギ食がこれから来る食料難のために勧められ始めているようですが、私の感じでは特に日本がターゲットになっているような気がします。
だってパラグアイではまったくそんな話聞きませんから。
日本へ訪問してみてNTTドコモがグリラスという2019年に出来たばかりのベンチャー企業と協力してコオロギ養殖に乗り出したという話を聞いて腰を抜かしました。
ターゲットというと、狙われている、何か悪いことを仕組まれているようなイメージですが、いや正にその通りです。
某大学の名誉教授医学博士から直接はっきりこれは人口削減が目的だと聞きました。

昆虫食が悪いのではありませんし全面的に反対しているのではありません。
私もイナゴや蜂の子の佃煮は子供の頃から食べていましたし、蟻ってどんな味がするのだろうと試してみたこともあります。
でもコオロギは・・・。
旧約聖書のレビ記11章は私の十八番で、昔から語ってきた内容ですが、20節以降に次のように記されています。(以下、新共同訳聖書より抜粋)

「20羽があり、四本の足で動き、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。 21ただし羽があり、四本の足で動き、群れを成すもののうちで、地面を跳躍するのに適した後ろ肢を持つものは食べてよい。 22すなわち、いなごの類、羽ながいなごの類、大いなごの類、小いなごの類は食べてよい。
23しかし、これ以外で羽があり、四本の足をもち、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。」

4本となっていますが昆虫は6本足ですね。聖書では前足2本を手と捉えているのでしょうか。それはともかく、昆虫は基本的に汚れたものとして食べてはならないとしています。
しかし、イナゴの仲間は食べて良いとしています。
これには霊的な意味と衛生的な意味とがありますが、ここでは霊的意味については解説しません。
衛生的な面で考えるならイナゴは草食性で草しか食べません。
でもコオロギはゴキブリと同じ雑食性。
動物の死骸や糞でも食べる昆虫で、猛毒のボツリヌス菌などを保有している場合もあるのです。(追記’グリラスは120度の高温で15分殺菌しているから安全としています。しかし、コオロギには有害なカドミウムなどの重金属が蓄積しやすいといった危険性もあります。それが酸化グラフェンの話にも繋がるのかもですが・・・)
神様から5000年もの昔に与えられた知恵としてこれは無視してはならない内容でしょう。
中国最古の薬学百科全書「本草綱目(ほんぞうこうもく)」には、コオロギについて「微毒」「妊婦には禁忌」と書かれており、妊婦がコオロギを常食することで妊婦自身はもちろんのこと、胎児にも悪影響を及ぼす恐れがあるとされています。
それをわざわざ妊婦の栄養食として開発しようとしているのです。

もちろん、現代中国やその他のアジアでもコオロギを食用として用いているところはあります。
しかし、それはあくまでも珍味であり、常用食ではありません。
大量に生産してそれをパンやパスタなど主食に混ぜていくというのはどうなのでしょう?
既に学校給食にまで取り入れられていると聞いて驚きです。(生徒全員ではなく実験的な授業の一環だったようですが、それにしても理解はできません)

年に一回、一口食べる程度なら問題はないかも知れません。
食料難対策ならもっとほかにやれることがあるでしょうと思います。

しかも、米の減反政策や野菜も然り、家畜も減らすなど政策で食料自給率を下げるようなことをしておきながらです。

そして、こういうことを言うと、陰謀論者だとか、その他の社会運動に結び付けて印象操作、反対の声をかき消そうという動き。
養殖して管理されているから大丈夫、食べたいという方はどうぞご自由にお食べください。
私は飢え死にするような事態になっても犬とコオロギだけは絶対に食べません。
それは私の自由な選択であって強制されるものではありません。

でもこれだけコオロギの繁殖が盛んになるなら爬虫類の餌用としては価格破壊が起きるでしょうね。
爬虫類飼育器具専門メーカーを創設した私としてはそんなことが気になったりしています。

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