胎界主1部2部でのサタナキアの行動について考察

タイトルの通り胎界主三部のキーキャラクター、サタナキア六王陛下についてです
考察と呼べるレベルではないですし、既に考察してる人がいるとは思いますが1部と2部で気になったことを書いてこうと思います
サタナキアの介入と思われる行為はざっくりと以下の3つ(自分が見落としててもっとあるかも)
・夢魔 魚成勇に夢魔が取り憑く
・人でなしの夢 稀男に夢魔が取り憑く
・ハナ・コオ 稀男が見た悪夢

夢魔

ざっくりと振り返ると魚成勇に夢魔が取り憑き稀男がそれを助けるお話なのですが、鮒界市に夢魔が来たらそれだけでサタナキアの関与を勘繰ってしまいますね。もし何かしらの狙いがあったとしたらという前提で考えているので、特に意味とかない(夢魔の独断だった)と言われたらこの話はこれでおしまいです。
サタナキアの狙いがなんだったのかは2通り考えられます。つまりこのエピソードがサタナキアの予定通り(稀男の介入を想定していた)か否かということです
・予定通りの場合
この場合サタナキアの狙いはおそらく、稀男と勇くんの接触でしょうね。ただこの後の勇くんの活躍は『インプ』で稀男が保険として勇くんを呼んだくらいで、特に何かソロモン周りに絡んだ印象はないですね…
それと一応、稀男経由でタロットアスが知り合って対ピュア戦で名前が出てきましたけど、そこまで読むのはさすがに無理でしょう



・予定通りではなかった場合
この場合サタナキアの狙いは胎界主である魚成勇の獲得ですが、『無責任飛行ー招集』での西海道でのシーンを見ると

勇くんは東郷家当主候補筆頭の1人であることがわかります。第3部でも城下士に干渉していることからピュアが失敗したときの保険として当主の素養がある人間に唾を付けておきたかったのかもしれません

人でなしの夢

これに関してはおそらくサタナキアの干渉によるものだと思います。稀男がタロットアスと接触した直後のエピソードですし偶然ではないでしょう
このエピソードで起こった出来事の結果としては
純子が名前を持ったことが挙げられます。純子は最終的にピュアを負かす(あのままピュアが世界を補正するのを阻止する)ことになります

が、個人的には夢魔が語っていたこの言葉が気になっています

この後の顛末としては

つまり
1、真の胎界主候補を獲得しようとして君主になりたいアピールをする
2、穏健派であるルキフグに六王が君主になるために争うのを止めさせる
3、その大義名文として君主、及び大主の増席を取りやめさせる
アスタロトは六王を除けば唯一の古代王国の顛末を正しく認識し、しかもソロモンに肩入れする魔王ですから帝王復活のかかった事象節を前にして権力を与えたくなかったのかも?

ハナ・コオ 稀男の見た悪夢

『ナックラヴィー』にてピュアに戦う動機をおられた稀男ですが、『ハナ・コオ』にてヤケクソ再起します。その直前に見たのが、仲間達の無意味に死ぬ夢なのですが似たようなことをソロモンが企んでおりました

現実でぶっ壊すのではなく、夢で見せることで稀男の自我崩壊を避けつつピュアへ向かう動機付けをしたのではないかと考えられます
さすが六王サタナキア、極限存在級位に溺れたソロモンよりはるかに効率的でスマートだ

今のところ以上ですが、このエピソードでも介入してるのではないか?とかここはこうなのでは?みたいな考察があれば是非指摘してください

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