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おにーのパンツは!

「鬼は~外 福は~内」
 豆をまいて鬼退治!!節分になるとスーパーでも「福豆」や「恵方巻」が売られていますよね。誰かが鬼のお面をかぶって・・・大体お父さんや男性の役目のようですが(-_-;)そんな楽しい行事、節分の豆まきやその由来なんかについて少し調べてみました。

節分って?

 「節分」とは季節の変わる分かれ目の日、つまり立春・立夏・立秋・立冬の日の前の日のことを言います。特に昔は、立春の日が一年の始まりとされていたようで、立春の前の日の節分は、今でいう大晦日にあたります。鬼を退治して新しい年を迎えよう!!ということで鬼の苦手な豆をまくということのようです。
 他には、邪気を払うという意味で匂いが苦手な「鰯(の頭)」を飾り「柊の葉」と「豆」で鬼の弱点である目を突いて、鬼を払うのです。

恵方巻は七福神

 恵方巻は、大阪の海苔商人が始めたようですが、その意味はやはり縁起のいいものです。太巻きの中の具は七福神にあやかって7つの具材を使うのが一般的です。そして一本丸ごと食べるというのも、福を巻き込んだ太巻きを、丸かじりすることで一年の福を願うという意味があるようです。
 その年の恵方を向いて、願い事をしながら、一本最後まで丸かじりする。というのがルールです。(のどに詰めないように…無理のない程度で!)そうすれば、願いもかなうかもしれません。

恵方巻は無言で丸かぶり!

鬼のパンツはトラ柄?

 鬼のパンツは、いいパンツ・・・なんて歌もありましたよね。ちなみにこの歌は、『フニクリ・フニクラ』というナポリ音楽の替え歌です。ナポリ語の歌詞は全く鬼のパンツとは関係ないようです。
 さて本題「鬼のパンツは、なぜトラ柄なのか?」ってことですが、鬼が入ってくる門ー鬼門は、陰陽道では北東にあたります。この北東は十二支でいうと「丑虎」になります。ということで、鬼は、丑の角を生やし、虎柄のパンツをはいているのです。

まとめ

① 新しい年の始まりに豆で鬼の弱点である目を攻撃して退治する。
② 恵方巻は、大阪の海苔商人が始めた。七つの具材で七福神を巻き込んで丸かじりする
③ 鬼のパンツは、鬼門である丑虎(北東)が由来で、頭は丑の角、虎柄のパンツである。

 以上いかがだったでしょうか?節分で鬼を払っていい一年にしましょう!

                2022年2月3日(木) 辻まこと


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