「事業上のリスク」や「内部統制を含む企業及び企業環境」の十分な理解が重視される理由

事業上のリスクが動機となって生ずる経営者不正や、内部統制を無視した経営者不正が多く、それらに対処するため。

経営者不正に対処するためには、財務諸表全体レベルのリスク評価も重要であり、そのために企業及び企業環境の理解が求められる。

■企業及び企業環境の例
1⃣ 景気の後退期
2⃣ 技術革新のテンポの著しく速い産業
3⃣ 経営者が積極的な経営方針を掲げ、厳しい販売目標を設定している
4⃣ 経営者が開示制度の重要性を十分に理解していない

■事業上のリスク→重要な虚偽表示リスク→監査要点
1⃣ 与信先の業績悪化=債権回収不能リスク→貸倒引当金の過小計上→評価の妥当性、網羅性


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