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#事業上のリスク
実施基準 二 1 効果的かつ効率的な監査、監査リスクと監査上の重要性を勘案した監査計画の策定
◼️論点整理
監査の実効性を高めるためには、内部統制の確立や内部監査の充実等が必要とされ、かつ、これらが結果的に監査の効率化にも繋がることを、監査人においてもより強く認識する必要があるとの指摘もある。
■監査基準の改訂2002
リスク・アプローチの考え方は、虚偽の表示が行われる可能性の要因に着目し、その評価を通じて実施する監査手続やその実施の時期及び範囲を決定することにより、より効果的でかつ効率
実施基準一 1 監査リスク、重要な虚偽表示のリスク、発見リスク
◆監査リスク
監査人が、財務諸表の重要な虚偽表示を看過して誤った意見を形成する可能性をいう。監査リスクは、重要な虚偽表示リスクと発見リスクの二つから構成される。
◆重要な虚偽表示リスク Risk of material misstatement
監査が実施されていない状態で、財務諸表に重要な虚偽表示が存在するリスクをいい、誤謬による重要な虚偽表示リスクと不正による重要な虚偽表示リスクがある。
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「事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ(2005)」
■監査基準の改訂2005
1 事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチの導入
①リスク・アプローチの適用において、リスク評価の対象を広げた
②固有リスクと統制リスクを結合した「重要な虚偽表示のリスク」の評価
③「財務諸表全体」及び「財務諸表項目」の二つのレベルにおける評価
リスク・アプローチの基本的な考え方は変わらない。
2 「特別な検討を必要とするリスク」への対応
3 経営者